内田被告、遺族に謝罪も殺意は否定 旭川女子高生殺害事件
北海道旭川市で2024年、女子高校生=当時(17)=をつり橋から川に落とし、殺害したとして、殺人などの罪に問われた無職内田梨瑚被告(23)の裁判員裁判の公判が4日、旭川地裁であった。内田被告は「人生を奪ってしまい申し訳ありません」と初めて遺族に法廷で謝罪したが、殺意については改めて否定した。
女子高生に「死ねと30回以上」 内田被告、突き落としは否定―旭川地裁
内田被告は弁護側の被告人質問で「私の身勝手な言動で女子高生の人生を奪ってしまい本当に申し訳ございません」と涙ながらに謝罪。傍聴席の遺族に向かって深々と頭を下げた。
これに先立ち弁護人は「女子高生を亡くした責任は全て私にあります」との被告直筆の手紙も読み上げた。
ただ、内田被告は検察側から「なぜ泣いたのか」と聞かれても答えず、裁判長から回答を促されても無言を貫いた。遺族側弁護士から、検察とのやりとりが「ふてくされた態度だった」と指摘され、「そう見えるならまだ感情のコントロールができていないのだと思う」と話す場面もあった。殺意については「全くなかった」と否定した。
検察側から、殺人罪が成立すると思うかと問われると、「判決にならないと分からない」と述べた。「直接的に落下させていないが、私たちの言動で女子高生が追い詰められて亡くなったのは間違いない」とも語った。






