Auf einen Blick
第79回カンヌ国際映画祭で、濱口竜介監督の「急に具合が悪くなる」に出演したビルジニー・エフィラと岡本多緒が女優賞を受賞。監督は原作の読後感を対話劇で表現し、特に介護技法や資本主義に関する30分超の議論シーンが観客を魅了した。
KI-generierte Zusammenfassung
Warum es wichtig ist
第79回カンヌ国際映画祭で、濱口竜介監督の「急に具合が悪くなる」に出演したビルジニー・エフィラと岡本多緒が女優賞を受賞した。濱口監督は原作の読後感を映画にするため、登場人物の対話を中心に据えた独特の演出法を用いた。
「急に具合が悪くなる」に主演したビルジニー・エフィラさんと岡本多緒さんが、第79回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した。
世界最高峰の映画祭で観客と審査員を感動させた2人の優れた演技の陰には、濱口竜介監督の“マジック”とも言える、独特の演出法がある。
読後感を映画に
濱口監督の作品は、常に登場人物の対話が中心となる。
表面的に大きな事件は起きなくても、言葉を交わすうちに人物の内面が大きく動き、観客を感動させるのだ。
「急に具合が悪くなる」も、原作を読んだ濱口監督が、その読後感を映画にするための対話劇として構想した。
「非常に心を動かされた。自分が映画で観客に引き起こしたい感覚とすごく似ていました」
その「感覚」を表現するには大量のセリフが必要となる。
フランス側から合作を打診され「フランスなら会話劇も商業映画として成立する」と具体化した。
映画の中盤では30分以上にわたり、岡本さん演じる真理とエフィラさんが演じるマリー・ルーの間で議論が交わされる。
内容は「ユマニチュード」という介護の技法や、資本主義がいかに“外部”を搾取するか。ともすれば講義を聴くような場面だが、2人の言葉に引き込まれる。
濱口監督はこともなげに言う。
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