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富士フイルム「写ルンです」発売40周年、若者中心に再ブレークの秘密
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富士フイルム「写ルンです」発売40周年、若者中心に再ブレークの秘密

Auf einen Blick

1986年発売の富士フイルム「写ルンです」が7月1日で40周年。一度は需要が落ち込んだが、若い世代を中心に再ブレーク。累計出荷数17億本超。粒状感のある画質や、撮ってから現像を待つ体験が魅力と分析。

KI-generierte Zusammenfassung

Warum es wichtig ist

1986年に発売された富士フイルムのレンズ付きフィルム「写ルンです」は、一度は需要が落ち込みましたが、若い世代を中心に今も根強く使われ続けています。

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1986年に発売された富士フイルムのレンズ付きフィルム「写ルンです」が、7月1日で40年を迎えた。一度は需要が落ち込みながら、それでも若い世代を中心に今も根強く使われ続けている。世界60カ国以上で販売され、累計出荷数は17億本超。ロングセラーの歩みを、富士フイルムで商品企画を担う勝山珠有(みゆ)さんに聞いた。

――「写ルンです」が生まれた経緯は。

当時、写真は卒業式や旅行といったハレの日に撮る特別なもので、カメラは「一家に1台、お父さんが持つ存在」でした。写真をもっと身近に感じてほしいと考え、「いつでも、どこでも、誰でも、簡単に」をコンセプトに開発しました。

従来はカメラにフィルムを入れるのが当たり前でしたが、コストを抑える観点などから、「フィルムにレンズを付ける」という逆転の発想から生まれたのが「写ルンです」です。正しくは「使い捨てカメラ」ではなく「レンズ付きフィルム」です。

――「誰でも、簡単に」を実現できた一番のポイントは。

フィルムを入れる作業は、慣れない人には難しいものです。最初からフィルムが入っていること。これが核心でした。

商品名「西麻布」の案も

――名前の由来は。

開発中、「本当にこれで写るのか?」と社員の一人が言ったところ、別の社員が「はい。写るんです」と答えた。それがそのまま商品名になりました。「ルン」をカタカナにしたのは、当時「ルンルン気分」という言葉がはやっていたからです。

他にも候補はありました。カメラとフィルムをかけた「カメルム」、パッと撮れるという意味の「ぱっとりくん」。本社のあった地名から「西麻布」という案も挙がっていました。

――海外でも人気だとか。

海外では「クイックスナップ(QuickSnap)」の名前で売られています。中身は一緒です。現在は売上比率の約7割が海外で、欧米・中国を中心に人気が伸びています。今は、SNSでトレンドが国境を越えて一気に広がる時代。ザラッとした粒状感のある画質は、海外でも人気のようです。

――ラインアップやデザインの変遷は。

これまで累計で110種類以上を展開してきました。機能ごとに製品化しており、1回で8枚連写する「Golf」、ワイド(パノラマ)、高感度のISO800、ISO1600、防水、ご当地デザインなど、一つひとつを製品にしてきました。1987年の「写ルンです フラッシュ」で、屋内でも撮れるようになりました。現在は1種類に絞り、デザインは「緑」にこだわっています。

「写真文化を守る」、再ブレークへ

――需要が落ち込んだ「危機の時代」はありましたか。

「写ルンです」は1997年が本数のピークです。デジタルカメラやカメラ付き携帯の登場で写真フィルムの需要自体が2000年ごろから下がり始めました。

「いつでもどこでも簡単に」という機能的価値で生まれた「写ルンです」が、その役割をデジタル機器に置き換えられていきました。価値の重心が機能から体験へと移ってきた、と捉えています。

2000年代初頭には、全社的に写真フィルムという本業が失われかねない危機があり、各事業部で事業の見直しを協議しました。それでも、2006年に社長が「写真文化を守る」と宣言し、販売をやめませんでした。お客様に届け続けたことが、いまの再評価につながっています。

――デジタル全盛のいま、若者を中心に再ブレークしています。

現在の主なユーザー層は、20代までの若年層が中心です。スマホでは写真が「記録」になりがちですが、「写ルンです」で撮ると、後から振り返ったときに思い出がより特別になります。「顔が切れている」「目をつぶっている」といった想定外も、味として楽しんでいただけています。

元々持っている粒状感の画質、一見手間に思える作業をあえて行うこだわり、撮り切って現像し、1週間ほど待って27枚を一気に見るワクワク感。こうした一連の体験が、いま新たに発見されている魅力だと考えています。

――今後の展開について。

「写ルンです」はこれまで40年続いてきました。これからも、より多くの人に楽しい撮影体験を感じてもらえるサービスや工夫を検討していきます。発売日にあたる7月1日には、撮影シーンが広がるような新商品の発表を予定しています。

Worauf zu achten ist

KI-Ausblick — Möglichkeiten, keine Fakten

  • 新商品の発表により、撮影シーンが広がる可能性。

    Wahrscheinlich · Innerhalb von Tagen

Offene Fragen

  • 新商品の具体的な内容は?
  • 今後のラインアップ展開は?

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This article was originally published by 朝日新聞.

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