Auf einen Blick
第61回ベネチア・ビエンナーレ国際美術展が5月に開幕。ロシアとイスラエルの参加に反対する抗議活動や審査員団の総辞任など異例ずくめの展開。テーマ「In Minor Keys」は、故コヨ・クオ芸術監督の遺志を継ぎ、密やかな語りやマイナーな問題に焦点を当てる。
KI-generierte Zusammenfassung
Warum es wichtig ist
第61回ベネチア・ビエンナーレ国際美術展は、ロシアとイスラエルの参加に反対する抗議活動や審査員団の総辞任など、異例ずくめの展開で開幕した。テーマは「In Minor Keys(短調で)」。
イタリア・ベネチアで2年に1度開かれる「第61回ベネチア・ビエンナーレ国際美術展」が5月に開幕しました(11月22日まで)。
総合テーマは「In Minor Keys(短調で)」。
昨年急逝したアフリカ出身女性初の芸術監督コヨ・クオさんの遺志を受け継いだ本展はどんな調べを奏でているのでしょうか。美術史家の池上裕子・大阪大教授に寄稿してもらいました。
<主な内容>
・嶋田さんとブブさんの異議申し立て
・赤ちゃん人形を抱いて見えるもの
・侵攻を鋭く告発するウクライナ展示
作家らの抗議、審査員団の総辞任…
第61回ベネチア・ビエンナーレは、ロシアとイスラエルの参加に反対する美術家や活動家たちの抗議で幕を開けた。審査員団も開幕直前に総辞任したため、事務局が金獅子賞に代わって来場者の投票による「ビジターズ・ライオン賞」を打ち出すも、これを辞退する作家やパビリオンが続出するなど、異例づくしの展開だ。
私が訪れたオープニング最終日も、抗議の一環として閉館していたパビリオンが多く、会場のあちこちにパレスチナへの連帯を示すポスターが貼られていた。
こうした話題が先行しがちな今回のビエンナーレだが、アフリカ出身女性初の芸術監督となったコヨ・クオの「In Minor Keys(短調で)」という企画展は、非常に見応えがあった。「長調」による壮大なスペクタクルではなく、「短調」が象徴する密(ひそ)やかな語りや「マイナー」な問題に目を向けるという構想は、彼女が昨年病で急逝した後、残されたチームによって濃密な展示へと結実していた。
たとえば、ある展示室では、アマゾン…
Offene Fragen
- 今後の展示への影響は?
- 抗議活動の行方は?






