Auf einen Blick
西日本豪雨から8年。広島県出身の稲田陸さん(21)は、親友を災害で亡くした経験から、小学校教師を目指し、防災教育に力を入れている。避難の大切さを児童に語り継ぎたいという強い思いを抱いている。
KI-generierte Zusammenfassung
Warum es wichtig ist
西日本豪雨は、災害関連死を含め300人以上の犠牲者を出した。稲田さんは親友を亡くし、避難の遅れを悔やんでいる。
災害関連死を含め300人以上の犠牲者を出した西日本豪雨は、最初の大雨特別警報から6日で8年。「災害の恐ろしさ、教訓を伝えたい」。親友を亡くした広島修道大(広島市)4年の稲田陸さん(21)は、身をもって感じた恐怖や理不尽、避難の大切さを児童に語り継ぎたいという思いを胸に、憧れの小学校教師への道を目指している。
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広島県熊野町出身の稲田さんにとって親友は、幼なじみであり、中学校のサッカー部のチームメートでもあった。豪雨当日、2人は学校近くで職場体験の授業を受けていた。昼すぎから経験したことがないほどの雨が降り続き、体験は中止に。「また明日」と言葉を交わして別れた。
帰宅後、親友と「避難した方がいいのでは」などとLINEのやりとりをした。「ゴー」と地面から響くような音が聞こえ、窓の外を見ると山で土砂崩れが起き、山肌があらわになっていた。その後、山の近くに住む親友からの返信はなかった。
約1週間後、親友の死を知った。部活の仲間と親友宅を訪れると、土砂や周辺の家屋に押しつぶされ、跡形もなくなっていた。稲田さんは「もっと強く避難を促していれば」と今も悔やみ続ける。当時、周辺には避難指示が出ていたが、自身を含め、深刻に捉えていた人は少なかった。
稲田さんは、子ども思いだった小学6年生の時の担任の人柄に憧れ、小学校教師を志してきた。親友を失い、経験を語り継がなければという思いも、決意を後押しした。
昨年、母校に教育実習に行き、小5の児童に自身の体験に基づく防災授業をした。豪雨災害の記憶がほとんどない児童に、当時の状況や親友を失った悲しみを伝え、「隣の子が突然、いなくなったらどう思う?」と語りかけた。授業後、児童から「話が響いた」と声を掛けられ、「知識だけではなく、経験した自分だから伝えられることがある」と実感した。
稲田さんは毎年7月6日、追悼集会に参加し、黙とうをささげている。繰り返し冥福を祈ることで、自分自身の記憶も呼び覚ましているという。「ためらわず避難できる行動力を伝えられる教師になりたい」。子どもたちの命を守るため、力を込める。
Offene Fragen
- 避難指示は当時、どのように伝達されていたか
- 災害の教訓は、教育現場でどのように活かされているか






