Auf einen Blick
是枝裕和監督の「箱の中の羊」が第79回カンヌ国際映画祭で上映され、観客からスタンディングオベーションを受けた。監督は亡き樹木希林さんの言葉を思い出し、居心地の悪さを感じたと語った。是枝監督はカンヌでの受賞歴が豊富で、ベネチア国際映画祭でのデビュー作受賞が転機となった。
KI-generierte Zusammenfassung
Warum es wichtig ist
是枝裕和監督の最新作「箱の中の羊」が第79回カンヌ国際映画祭で公式上映され、観客からスタンディングオベーションを受けた。監督は、かつてカンヌにも同行した俳優、樹木希林さんの言葉を思い出し、居心地の悪さを感じたと語った。是枝監督はカンヌでの受賞歴が豊富で、コンペティション部門出品作の監督の中で群を抜いている。
エンドクレジットが流れる中、是枝裕和監督は2000人の観客から鳴りやまない拍手を浴びていた。
第79回カンヌ国際映画祭の主会場、リュミエール大劇場で16日に行われた「箱の中の羊」の公式上映。
客席の明かりがついてスタンディングオベーションに笑顔で応える是枝監督は、どこか居心地が悪そうでもあった。
理由を尋ねると「希林さんの顔が浮かんでしまう」。
「歩いても 歩いても」(2008年)以降の是枝作品の常連で、かつてカンヌにも同行した俳優、樹木希林さんのことだ。
「希林さんはああいう場所が嫌いで『スタンディングオベーションにずっと手を振ってるのは物欲しげに見える。下品だから、すぐ帰る』って言われてました」
といっても映画祭側は許してくれず、横で「もう少し」と合図する。
「板挟みです。これ以上いたら絶対、希林さんに『あなた恥ずかしくないの』って言われると思うと、楽しむ余裕がない。亡くなってからも、どこかで見てると思うからね」と苦笑した。
コンペ22作中、抜群の受賞歴
今回のコンペティション部門では、「箱の中の羊」を含めた計22作が最高賞のパルムドールなどを競う。出品作の監督の中で、是枝監督作品の受賞歴は群を抜いている。
初めてのコンペ入りは01年の「DISTANCE」だった。
18年に「万引き家族」でパルムドールを獲得したほか、「誰も知らない」(04年)では主演の柳楽優弥さんが男優賞を受賞した。
「そして父になる」(13年)で審査員賞、韓国映画「ベイビー・ブローカー」(22年)で主演のソン・ガンホさんが男優賞、「怪物」(23年)では坂元裕二さんが脚本賞に輝いている。
スペインの人気監督ペドロ・アルモドバル監督や、パルムドール受賞歴があるルーマニアのクリスティアン・ムンジウ監督らを上回る実績だ。
「幻の光」ベネチア受賞が転機に
今ではカンヌ常連の是枝監督だが、初めての国際映画祭はカンヌではなく、カンヌと並ぶ3大映画祭の一つ、ベネチア国際映画祭だった。
1995年のデビュー作「幻の光」が「金のオゼッラ賞」を受賞して、最初の一歩を踏み出している。
実はこのベネチア出品、切羽詰まっての窮余の一策だった。
5000万円の製作費を投じて「幻の光」を完成させたものの、国内での公開が決まらない。
「このままでは次が作れない」と途方に暮れたが、担当したテレビのドキュメンタリー番組で知己を得た台湾のホウ・シャオシェン監督に、ベネチア出品を勧められた。
映画祭がどんなものかもよく知らないまま、ビデオテープを送ったという。
「自分も俳優も、無名の新人。海外で賞でも取らないと国内の公開ができないんじゃないかという、内向きな発想での参加だった」
この受賞で注目されて、東京都渋谷区道玄坂のミニシアター「シネ・アミューズ」の開館作品として上映される。
映画初出演で主演した江角マキコさんも人気が高まり、ロングランヒットとなった。
「それまでの逆風が、順風満帆とまではいかなくても追い風になった。非常にラッキーでした」
期待した通りの「凱旋(がいせん)興行」となったが、得たものはそれ以上だった。
「行ってみて思ったのは、映画祭は“ゴール”ではなく、スタート地点。ここでUターンして帰るのではなく、さらに遠くに自分の映画を届ける“ハブ”なんです」
出会いに導かれカンヌへ
この時のベネチアで金獅子賞を受賞したのは、ベトナム出身のトラン・アン・ユン監督の「シクロ」だった。アジア人同士で年も同じ。各地の映画祭で一緒になった。
「すごく親切にしてくれて、映画祭を…
Offene Fragen
- 「箱の中の羊」の具体的な内容や評価は?
- 是枝監督の今後の作品への影響は?
- 樹木希林さんの具体的な言葉の続きは?






