En resumen
日韓首脳会談が韓国・安東市で開催。儒教文化が色濃く残る安東は、ユネスコ世界遺産の鳳停寺や河回村、仮面舞踊で知られる。伝統行事「チュルプルノリ」や安東焼酎、そして山形県寒河江市とのリンゴ栽培技術を基にした姉妹都市提携など、日本との意外な接点も多い。
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Por qué importa
日韓首脳会談が韓国南東部の安東市で開催される。安東市は韓国の伝統文化が色濃く残る都市であり、日本との間にもリンゴ栽培技術を基にした姉妹都市提携などの接点がある。
韓国南東部・安東(アンドン)で19日、日韓首脳会談が開催される。李在明(イジェミョン)大統領のふるさとで、韓国を代表する伝統文化が色濃く残る都市だが、日本との意外な接点も持っている。
安東市は、儒教や仏教に根ざした歴史文化遺産を数多く有する文化都市として知られる。新羅時代に建立された韓国最古の木造建築である「鳳停寺」や、朝鮮王朝時代の町並みが保存された「河回(ハフェ)村」など、4カ所が国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産に登録されている。無形文化遺産に登録されている「タルチュム(仮面舞踊)」の地としても知られる。
両首脳が観覧する予定の「チュルプルノリ(船遊綱火遊び)」は河回村に伝わる伝統行事。朝鮮王朝時代、貴族階級の「両班(ヤンバン)」らが川に船を浮かべ、船上で酒を酌み交わし詩を詠みながら、川を横切る綱火や崖上から落とす火花などを鑑賞していたものが受け継がれ、今でも夏の風物詩として知られている。
夕食会でふるまわれる予定の安東焼酎は、韓国を代表する伝統酒の一つだ。市によると、13世紀後半にモンゴル帝国が侵攻した際、蒸留技術が伝わったとされる。米を原料に複数回仕込みを重ねる製法が名家を中心に受け継がれ、接客や祭祀(さいし)に欠かせない酒として親しまれてきた。
日本植民地時代に家庭酒の製造禁止政策などで一時衰退したが、その後、伝統製法の復元が進み、慶尚北道無形文化財にも指定されている。
また、リンゴの名産地としても知られる。現在の安東リンゴは、安東市出身の在日韓国人が山形県寒河江市で学んだ栽培技術が基礎になったとされ、この縁から両市は1974年に姉妹都市提携を結んだ。両市の農協も姉妹協定を結んでいる。
地元メディアによると、2011年2月に安東市で口蹄疫(こうていえき)が発生した際に寒河江市が義援金を送り、3月に起きた東日本大震災では、安東市が義援金を送った。
この他、神奈川県鎌倉市と民間主導の交流提携「パートナーシティ提携」を結んでおり、岐阜県高山市との青少年交流も活発に行っている。【ソウル日下部元美】






