イラン系フランス人の作家マルジャン・サトラピさん死去、56歳
AFP通信は4日、イラン系フランス人の作家で映画監督のマルジャン・サトラピさんが、56歳で死去したと報じた。親しい関係者は声明で「夫の死から1年超を経て、悲しみのあまり亡くなった」と明らかにした。
〔写真特集〕追悼2026
1969年、イラン北部ラシュト生まれ。94年、フランスに移住し、AFPによれば2006年に仏国籍を取得した。
イスラム教聖職者が権力を持つイランの政治体制を公然と批判。2000年代前半に出版された漫画「ペルセポリス」では、1979年のイラン革命や翌80年に始まったイラン・イラク戦争に翻弄(ほんろう)されるテヘランでの自身の生活を、少女の目線からユーモアを交えて描いた。同作品は2007年に映画化され、カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。日本でも公開された。
AFPによれば、マクロン仏大統領は「自身のイランでの幼少期を普遍的な物語に昇華した偉大な芸術家だ」と追悼した。






