Man in Kyoto Infected with Japanese Spotted Fever and SFTS Simultaneously
京都市で今年4月、70代男性が、マダニが媒介する感染症の「日本紅斑熱」と「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に同時感染していたことが、京都府への取材で分かった。それぞれ細菌とウイルスによって感染する別々の病気だが、同じ人が両方に同時感染しているのが判明したのは府内で初めてで、全国でも極めて珍しい。
日本紅斑熱は、リケッチア・ジャポニカという細菌を持つマダニに刺されて感染し、発熱や手足の発疹、だるさなどの症状が表れる。重症熱性血小板減少症候群はSFTSウイルスを保有するマダニに刺されて感染。発熱や嘔吐(おうと)、下痢などの症状が出て、重症化することもある。国内の致死率は約27%と高い。
府内で日本紅斑熱は2011年、SFTSは15年に初めて感染が確認されたが、感染者数は増加傾向にある。
府によると、日本紅斑熱の患者は24年まで年2~8人報告され、25年は12人と最多を記録。感染地域は府北部が多いが、京都、木津川市でも感染が報告されている。SFTSの患者は24年まで年0~3人だったが、25年は最多の6人に増加。感染地域は府北部が大半だが、25年に初めて南部(宇治田原町)で確認されていた。
日本紅斑熱とSFTSの同時感染は、今年4月28日に確認。京都市伏見区の…






