En resumen
三菱電機は7月中旬、JR大阪駅直結の複合施設に関西支社内に「OTセキュリティラボ」をオープンする。工場や社会インフラ施設へのサイバー攻撃対策を顧客と共に考える施設で、実際の産業用コントローラーやミニチュア模型を用いたデモで攻撃の影響を可視化し、リスク低減策を検討する。
Resumen generado por IA
Por qué importa
工場や社会インフラの制御システム(OT)へのサイバー攻撃は、設備の破壊や人的被害につながる可能性がある。近年、DX化の進展やAIの登場により、そのリスクは高まっている。
三菱電機は7月中旬、JR大阪駅直結の複合施設にある関西支社に「OTセキュリティラボ」をオープンする。工場や社会インフラ施設に対するサイバー攻撃の対策を、顧客企業とともに考える施設という。その意義や狙いを中谷太郎・関西支社長(60)に聞いた。
――サイバーセキュリティーにおける「OT」と「IT」の違いは。
「OTは工場やインフラ施設の制御システムのことで、ここへの攻撃は主に設備の誤作動を狙うものです。情報を標的とするITへの攻撃とは違って、設備の破壊や作業員のけがといった物理的・人的被害につながりかねない点が特徴です」
――新設の「OTセキュリティラボ」はどんな施設ですか。
「実際に現場で使われている産業用のコントローラーに工場設備のミニチュア模型をつないだデモ機が用意してあり、サイバー攻撃を目の前で見ることができます。部品をピックアップする機械への指令を数センチずらすだけで、伸びたアームが棚を倒してしまうような事故が起こることを実感してもらい、リスクの低減や復旧の方針を顧客企業と一緒に考えるための施設です」
――2023年に名古屋港のコンテナ管理システムが攻撃を受けるなど、国内でもOTがサイバー攻撃を受ける事例が出始めています。
「工場の装置は新しいソフトに更新した場合の動作保証がなく、20年前のソフトでそのまま動いているような例も多い。製造業のDX化で工場を外部のネットワークと接続する動きが拡大しているだけでなく、システムの脆弱(ぜいじゃく)性を瞬時に発見できる高性能AI(人工知能)も最近登場しており、サイバー攻撃のリスクはますます高まっていると言えます」
――三菱電機がこの分野に力を入れているのはなぜですか。
「我々は従来、設備の納入で…
Preguntas abiertas
- 三菱電機は具体的にどのようなソリューションを提供するのか?
- ラボの利用料金や対象企業は?
- 今後のOTセキュリティ市場の展望は?






