妻との雑談から生まれた「ぬい活SNS」が4万人ユーザー獲得 「ぬい日和」開発秘話
いいねやフォロワー数を競わない設計が支持を集める
En resumen
ぬいぐるみと過ごす時間を共有するSNSアプリ「ぬい日和」が、7月下旬に約4万ユーザーを獲得。既存SNSの課題を解決する「なでなで」機能やいいね数非表示設定などが支持され、開発者のShinさんが妻との雑談から着想を得て、AIツールを駆使し約1カ月で開発した経緯が語られる。
Resumen generado por IA
Por qué importa
開発者のShinさんが妻との雑談で、既存SNSのネガティブな側面を避け、ぬい活に特化した「ゆるくてやさしい」SNSのアイデアを得たことが「ぬい日和」の出発点となった。
ぬいぐるみと過ごす時間を写真で記録・共有する「ぬい活」向けのSNSアプリ「ぬい日和」が、7月下旬にかけて急速に利用者を増やした。他の人のぬいぐるみを画面越しに「なでなで」できる機能や、いいね数を隠せる設定など、既存のSNSとは違う作りが支持を集め、ユーザー数は約4万人に到達。開発者のShinさんに、着想から公開までの道のりと、急拡大の裏側を聞いた。
ぬい日和は、Shinさんが6月17日に公開したiOS向けアプリ。自分のぬいぐるみを「うちの子」として登録し、お迎えからの日数や衣装を記録できるほか、写真と短い言葉で日々の様子を投稿できる。基本は無料で、月額300円のサポーター向け「応援プラン」も用意する。
ぬい活は、ぬいぐるみと一緒に過ごす時間を楽しむ趣味の総称だ。旅行先や街中でぬいぐるみを主役に写真を撮る「ぬい撮り」、季節や場面に合わせた衣装での着せ替え、カフェへの同伴などが定着している。撮った写真をSNSに上げる人も多く、ぬい日和はこの層に向けたアプリだ。
急拡大のきっかけは、複数のユーザーによる紹介ポストだった。そのうちの一つでは、「余計な投稿がなくて超平和」とアプリを紹介しており、多くのぬい活ユーザーの反応を集めた。Shinさんによると、その前日には1500ユーザー突破を記念する投稿をしていたが、そこから2〜3日で3万ユーザーを超えたという。7月29日時点では約4万人が利用する。
出発点は、妻との相談から出たアイデア
開発のきっかけは、Shinさんが妻とアプリのアイデアを出し合っていたことだった。1人で考えても案が固まらず、日ごろからぬいぐるみを連れ出して写真を撮る「ぬい撮り」をしている妻に相談したところ、ぬい活向けのSNSという発想が出てきた。「最初は面白半分だったが、話を聞くうちに需要がありそうだと思えてきた」とShinさんは話す。
妻から聞いたのは、既存のSNSの問題点だ。関係のないネガティブな情報も目に入ることや、「ぬいぐるみを投稿してもいいのかな」「変な目で見られるかも」といった懸念が、ぬい活をためらわせる一因になっていた。それなら「もっとゆるくてやさしい、ぬい好きだけが集まるSNSがあってもいいのでは」と考えたのが決め手になった。ユーザーの声を聞きたいときに直接相談できる点も後押しになったという。Shinさんは「妻には本当に感謝をしています」と話す。
完成イメージ図を先に作り、広告で需要を検証
アイデアを思いついた当日には、米OpenAIの画像生成AI「GPT Image 2.0」でアプリの完成イメージ図を作った。個人開発では需要のないものを作り込んでしまう失敗が起きやすく、それを避けるためだったという。イメージ図を先に用意してXとInstagramの広告に回せば、すぐに需要を確かめられると考えた。翌日には広告を出し、アプリの事前登録を募り始める。集まったのは1日で30〜40件。「これはいける」と判断し、開発に着手した。
開発は完全に1人で進めた。米AnthropicのAIコーディングツール「Claude Code」を使い、約1カ月で最小限の機能に絞った初期版を組み上げた。
完成後もすぐには公開せず、まず事前登録者に外部テストとして使ってもらった。テスト終了後も、しばらくは少人数のままXなどで発信を続け、安定して動くと確認できてから広告を再開した。それから1カ月ほどたったころに、冒頭の拡散が起きた。
Preguntas abiertas
- 今後の機能追加の予定は何か?
- ユーザー数の増加にどう対応するか?
- 収益化の具体的な計画は?

