
東京電力、福島第一原発2号機燃料プールから核燃料取り出し開始
東京電力は、福島第一原発2号機の燃料プールから、使用済み核燃料を含む615体の核燃料を取り出す作業を開始したと発表しました。この作業は2年以上かけて行われる計画です。

東京電力は、福島第一原発2号機の燃料プールから、使用済み核燃料を含む615体の核燃料を取り出す作業を開始したと発表しました。この作業は2年以上かけて行われる計画です。

東京電力は2日、福島第1原発2号機で使用済み核燃料プールからの燃料取り出し作業を開始した。全615体を2028年度までに構内の共用プールに移し、安定保管を目指す。重大事故を起こした1~4号機では3、4号機に続き3基目となる。

中国電力は、島根原子力発電所2号機で、原子炉の核燃料を支える金具の1つに、30年余りにわたり、誤ってテスト用の模擬部品を使っていたと明らかにしました。冷却水を流すための穴の直径が本来の設計より小さく、核燃料1体の冷却効率に関する値が社内で定めた基準を下回っていたということで、中国電力は詳しい状況を調べることにしています。

青森県にある原子力関連施設の各事業者によりますと、むつ市にある中間貯蔵施設、東通村にある運転を停止している東通原子力発電所、それに、六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場では、いずれも先ほどの地震による異常は確認されていないということです。また、周辺の放射線量を測定するモニタリングポストの値にも変化はないということです。

東京電力は、福島第一原子力発電所2号機で行った原子炉の内部調査の結果を公表し原子炉内で極めて高い放射線量が測定されたことを明らかにしました。原発事故のあと、メルトダウンした原子炉内の放射線量が測定されたのは初めてで、東京電力は「核燃料デブリ」が原子炉内にも一定程度、残っている可能性があるとして、取り出しに向けた検討などにいかすことにしています。

青森県にある中間貯蔵施設への使用済み核燃料の搬入をめぐり、地元の知事が再処理工場の審査の遅れを理由に今年度の搬入を容認しない考えを示し、木原官房長官は、政府として真摯(しんし)に受け止めるとしたうえで、事業者が説明を尽くすことが重要だという認識を示しました。