
米イラン、戦闘終結で合意:核開発・ホルムズ海峡の行方は不透明
米国とイランは戦闘終結で合意したが、イランの核開発やホルムズ海峡の開放については不透明感が残る。専門家は、両国が紛争長期化を望まなかったことが合意の背景にあると分析する。イスラエルなどの不満や独自行動のリスクも指摘されている。

米国とイランは戦闘終結で合意したが、イランの核開発やホルムズ海峡の開放については不透明感が残る。専門家は、両国が紛争長期化を望まなかったことが合意の背景にあると分析する。イスラエルなどの不満や独自行動のリスクも指摘されている。

米国とイランは戦闘終結で合意したが、核開発やホルムズ海峡の開放は不透明。専門家は、合意は一時的なものとし、核問題での立場の隔たりが大きいと指摘。イラン国内の政治情勢の変化が交渉に影響する可能性もある。

アメリカとイランの戦闘停止に向けた交渉をめぐり、イラン外務省はアメリカからの提案について「内容を確認している」として検討が終わりしだい仲介国のパキスタンに返答を伝えるという考えを改めて示しました。両国間ではこれまでもイランの核開発など重要な点で立場の隔たりがあると報じられ、イラン側の出方が焦点です。

北朝鮮の国連大使は、NPT=核拡散防止条約の再検討会議で、北朝鮮の核開発への非難が相次いでいることを受けて談話を発表し、「わが国はいかなる場合もNPTに拘束されない」などと核開発を推進する姿勢を強調しました。

アメリカとイランによる戦闘の終結に向けた交渉はホルムズ海峡やイランの核開発をめぐる双方の隔たりが大きく、こう着した状態が続いています。こうしたなかトランプ大統領がイランへの新たな軍事行動の計画について軍から説明を受けたと報じられ、アメリカはいっそう圧力を強める構えです。

アメリカのトランプ大統領は4月30日、イランに対する海上封鎖について「威力は非常に大きい」と述べ、経済的な締めつけを背景にイランに合意を迫る考えを示しました。一方、イランは最高指導者モジタバ・ハメネイ師のものとする声明の中で核開発を放棄しない姿勢を示すなど、両者の隔たりは大きく、協議が近く行われるかは依然として不透明な情勢です。

アメリカ軍がイランに対する海上封鎖を続けるなか、トランプ大統領が新たな軍事行動の計画について軍から説明を受ける予定だと報じられました。一方、イランの国営メディアは最高指導者モジタバ・ハメネイ師のものとする声明を伝え、核開発を放棄しない姿勢を示しています。

戦闘終結に向けてイランが数日以内に新たな提案の修正案を示すと伝えられている中、アメリカのトランプ大統領は、イランが核開発をめぐる交渉で同意しない限り、合意には達しないとの考えを示しました。一方、イラン側は、イランの港を出入りする船舶に対する海上封鎖が続けば「前例のない措置」を講じる構えを示していて、事態の打開に向けた見通しは、依然として不透明なままです。

アメリカとイランとの協議について、トランプ大統領は「順調に進んでいる」と述べました。これに対しイランのペゼシュキアン大統領は、焦点の核開発問題で譲歩しない姿勢を強調し、両国の2回目の協議は見通せない状況が続いています。