L'essentiel
大分県別府市で2022年に発生した大学生2人死傷ひき逃げ事件で、けがをした男性への約450万円の損害賠償を八田與一容疑者(29)に命じた福岡高裁判決が確定した。八田容疑者は上告せず、遺族への2億円の賠償命令も既に確定している。
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大分県別府市で2022年に大学生2人が死傷したひき逃げ事件をめぐり、けがをした男性へ約450万円の損害賠償を支払うよう、指名手配中の八田與一容疑者(29)に命じた福岡高裁判決が確定した。期限の15日までに被告の八田容疑者が上告しなかった。
原告はこの男性と、死亡した別の男性の遺族だった。一審・福岡地裁は遺族への損害賠償額を請求通り2億円と認めたのに対し、男性への賠償額は慰謝料など一部を認めず、約152万円とした。男性のみが控訴し、遺族への賠償額は地裁判決で確定していた。
5月29日の高裁判決は事故の悪質性を重視し、「精神的苦痛は甚大である」として慰謝料300万円を請求通り認めた。
八田容疑者は一、二審を通じて一度も出廷せず、本人への呼び出し状などを裁判所に掲示することで書面が届いたとみなす「公示送達」の制度で訴訟手続きが進められた。
被告(八田容疑者)側からは答弁書や意見書の提出もなかった。これらの提出がない場合、意見はないものとして扱われる。
高裁判決は6月2日に届いたものとみなされ、上告期限は15日午後11時59分までだった。
事件は22年6月29日夜に…







