L'essentiel
総務省は、悪質な通信事業者や販売代理店をより幅広く公表する方針を打ち出した。不適切な勧誘による契約や身に覚えのない請求などの苦情が後を絶たないため、違反抑止力の強化を目指す。具体的な公表基準を今後検討する。
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総務省は3日、悪質な通信事業者や販売代理店をより幅広く公表する方針を打ち出した。具体的な公表の基準を検討する。光回線や携帯キャリアの回線を販売する代理店などで不適切な勧誘が問題になっており、改善につなげる狙いがある。
消費者保護のあり方を検討する有識者会議が報告書案で示した。総務省によると、2024年度の電気通信サービスに関する苦情相談は約6万9千件。光ファイバーと携帯キャリアに関するものが多く、強引な勧誘による契約や身に覚えのない請求、解約の条件や手続きに関する相談が目立った。件数は9年前から2万件ほど減ったが、ここ数年は7万件前後と高止まりしている。
悪質な違反あっても…厳しく措置せず
現行の電気通信事業法では、公表は行政処分を受けた事業者にとどまる。報告書案は、販売店で悪質な違反があっても、監督する事業者が営業停止や契約解除といった厳しい措置を取る例は少なく、指導や研修にとどまることが多いと指摘。総務省の対応を含め、違反抑止が十分に機能していない可能性があるとして、苦情件数や内容などを踏まえ、適切な基準による公表の仕組みを検討するとした。







