L'essentiel
熊本県立大津高校サッカー部が、地震被害を受けながらも福島県Jヴィレッジで全国高校総体準決勝に臨んだ。強豪の静岡学園に0-1で敗れたが、被災地への思いを胸に懸命にプレー。福島成蹊高校からの応援横断幕も掲げられ、選手たちは多くの支援に感謝を示した。
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Pourquoi c'est important
熊本県立大津高校サッカー部は、最大震度7の地震で大きな被害を受けた熊本県を代表し、福島県Jヴィレッジで全国高校総体準決勝を戦った。選手たちは被災した古里を思いながらプレーした。
28日に起きた最大震度7の地震で大きな被害が出た熊本県の県立大津高校が31日、福島県広野町のサッカー施設「Jヴィレッジ」で、全国高校総体(インターハイ)のサッカー男子準決勝を戦った。強豪の静岡学園高校に0―1で敗れ、決勝進出はならなかったが、選手たちは被災した古里を思いながら懸命のプレーを見せた。
この日は2千人の観客が詰めかけ、試合前には全員で被災地に黙禱(もくとう)を捧げた。大津高校の選手らは喪章をつけてピッチに立った。会場となったスタジアムには、福島成蹊(せいけい)高校(福島市)のサッカー部による「ガンバロウ熊本」の横断幕も掲げられた。
横断幕は縦1.8メートル、横5.4メートル。同校の松本岬耀(みさき)コーチがこの日朝、ホームセンターで買った布に黒いテープで文字を作ったという。福島県白河市出身の松本コーチは「15年前の東日本大震災の時、熊本に限らず、いろんな方々に手を差し伸べてもらったことが(制作の)きっかけ。横断幕で救われるほど簡単じゃないと分かっているけれど、少しでも励みになれたら」と話した。
「サッカーができるのは当たり前じゃない」
大津高校の渡部友翔主将(3年)は試合後、「横断幕を見て、みんなが一つになれた」と話した。2016年の熊本地震の時は小学校2年生で、揺れが収まるまで机の下に隠れ、車中泊も経験した。サッカーも1週間練習できなかった。
今回の地震に「まさか、また起こるなんて」と驚いた。当日夜、チームのミーティングで「サッカーができるのは当たり前じゃない。日本一をとろう」と全員で気持ちを新たに大会に臨んだ。
前半、大津高校は6本のシュートを放つも、得点を奪えず0―0で折り返した。後半6分、左サイドを崩されて失点。その後も、エリア近くからのフリーキックなど数ある好機を生かしきれず敗れた。渡部主将は「日本一を取りたかったので悔しさが残るが、最後まで戦い抜く姿勢は熊本の方にも勇気を与えられたんじゃないかなと思う」と話した。
山城朋大監督は試合後、取材陣に部員の親戚に地震の犠牲者がいたと明かし、「選手たちは、地元が苦しい状況にあるということを強く感じていた。だからこそ、すごく強い決意で大会に臨み、やりきってくれた」と振り返った。
地震後には、Jヴィレッジのある広野町役場から、熊本に戻る際に水などの備蓄品を持っていかないかと打診があったとも話し、「多くの方々に声をかけていただき、励みになった」と感謝した。
Questions ouvertes
- 大津高校の選手たちの今後の活動予定は?
- 熊本県の地震からの復興状況は?







