L'essentiel
企業におけるAI活用の勢いに陰りが見え始めている。AIの利用コスト、特に「トークンコスト問題」が無視できなくなり、野放図な利用が困難になっている。Amazon Web Services(AWS)の日本法人幹部は、AIコスト抑制の動きがあることを認め、企業がこの問題にどう向き合うべきかについて言及した。
Résumé généré par IA
Pourquoi c'est important
企業はこれまでAI活用を推進してきたが、利用コスト、特にトークン消費によるコスト問題が顕在化し、その勢いに陰りが見え始めている。Amazonの生成AI基盤サービスでは、顧客支出額が前四半期比で170%増加した。
企業はこれまで、もろ手を挙げて「AI活用」を推進してきた。しかし、その勢いに陰りが生じている、という指摘がある。「AIの利用コスト」を無視できなくなり、野放図に使うわけにいかなくなったというのだ。
生成AIサービスの利用料金は、AIの処理量を指す単位「トークン」で表されることが多い。米OpenAIのAIモデルをAPIを介して使う場合、英語での目安は「1トークン=約4文字」「100トークン=約1段落」だ(7月6日時点)。テキストの入出力で価格が異なり、同社のAIモデル「GPT-5.5」は100万トークン当たり、入力時が5ドル、出力時が30ドルの価格設定になっている(同時点)。
数ドルなら安価に感じるが「全社員がAIに長文を生成させる」「数万行のプログラミングコードをAIに書かせる」「自社サービスに組み込んだAIが常に動作している」といった使い方をすると、あっという間にトークン消費量が積み上がる。「AIエージェント」など高度な処理ほどトークンを消費するため“トークンコスト問題”の議論は避けられないとみられる。
米Amazonによると、生成AI基盤サービス「Amazon Bedrock」において「第1四半期(1~3月)に処理されたトークン数が、過去全期間の合計を上回り、顧客支出額は前四半期比で170%増加した」という。
企業はトークンの消費コストにどう向き合うべきか。米Amazon Web Services(AWS)の日本法人幹部が、取材に答えた。
AWS「AIコスト抑制の動きある」 “トークン消費問題”への対策は?
アマゾン ウェブ サービス ジャパン(以下、AWS Japan)は、同社の年次イベント「AWS Summit Japan 2026」(6月25~26日開催)において、同社幹部や技術陣が記者の質問に答える「Q&Aセッション」を開いた。そこでの回答を紹介する。
Questions ouvertes
- 企業は具体的にどのようなコスト抑制策を講じるのか?
- トークンコスト問題はAIの普及にどの程度影響を与えるのか?
- AWSはどのような具体的なコスト抑制ソリューションを提供するのか?






