L'essentiel
オーストラリアとバヌアツがキャンベラで安全保障協力協定「ナカマル協定」に署名し、バヌアツ領内での外国軍事基地設置を事実上禁止した。これは中国の太平洋地域での影響力拡大を牽制するもので、豪州をバヌアツの「最も近い安保パートナー」と位置付けた。
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Pourquoi c'est important
オーストラリアとバヌアツはキャンベラで安全保障協力協定「ナカマル協定」に署名し、バヌアツ領内での外国軍事基地設置を事実上禁止した。この協定は昨年9月に署名寸前だったが、バヌアツ側が延期を求め、内容を再調整していた。
オーストラリアのアルバニージー首相と南太平洋の島国バヌアツのナパット首相が29日、豪首都キャンベラで会談し、両国の安全保障協力などを定めた協定に署名した。「バヌアツは自国領土で外国の軍事基地やインフラの軍事利用を許可しない」と明記。島しょ地域で影響力拡大を図る中国の基地構築を事実上認めないことを確認した。
中国、バヌアツの警察支援強化 豪州に対抗か
アルバニージー氏は共同記者会見で「地域の安全保障は太平洋ファミリーが共有する責任だ」と述べ、中国の進出をけん制。ナパット氏も「豪州とバヌアツは緊密な隣国であり、信頼できるパートナーだ」と述べた。
協定の通称は、バヌアツの伝統的集会に由来する「ナカマル協定」。豪州をバヌアツにとって「最も近い安保のパートナー」と位置付けた。バヌアツの重要インフラへの関与を第三国が提案してきた場合には「豪州と協議する」と定めた。豪州は警察や海上保安機関への支援と、脱炭素化の協力も進める。
協定は昨年9月に署名寸前まで進んだが、バヌアツ側が延期を求め、内容を再調整していた。中国がバヌアツに援助削減をちらつかせて圧力をかけたとの見方が出ている。中国はバヌアツの最大債権国として影響力維持を図る構えで、経済・開発に関する協定を交渉中だ。
中国外務省の郭嘉昆副報道局長は29日の記者会見で「関係国と太平洋諸国との協力は第三国を対象にすべきでなく、地政学的な駆け引きにも使うべきでない」と主張した。
À surveiller
Perspective IA — des possibilités, pas des certitudes
中国はバヌアツとの経済・開発に関する協定交渉を継続する。
Probable · En quelques mois
Questions ouvertes
- 中国はバヌアツに対し、今後どのような経済的圧力をかけるのか?
- 他の太平洋諸国は同様の協定を豪州と結ぶのか?
- バヌアツの重要インフラへの第三国関与提案は今後どうなるか?






