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旧・到津遊園の名物園長の長女、動物園教育の新著出版
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旧・到津遊園の名物園長の長女、動物園教育の新著出版

L'essentiel

旧・到津遊園(現・到津の森公園)の名物園長の長女、原賀いずみさん(67)が、動物園教育の歴史や実践をまとめた新著「児童文化としての動物園教育」を出版した。北九州の貴重な文化遺産として動物園の学びの場としての意義を強調している。

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Pourquoi c'est important

旧・到津遊園の名物園長の長女である原賀いずみさんが、動物園教育の歴史や実践、未来についてまとめた新著を出版した。著者は、動物園が命や平和、自然との共生を考える学びの場であったことを強調している。

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北九州市小倉北区の旧・到津遊園(現・到津の森公園)の名物園長だった森友忠生さん(2002年に72歳で死去)の長女、原賀いずみさん(67)=福岡県行橋市出身=が新著「児童文化としての動物園教育―到津と上野にみる歴史・実践・未来」(人言洞)を出版した。

原賀さんは福岡教育大を卒業後、美術教師として県内の小中学校や高校、大学の教壇に立った。1998年に到津遊園の閉園が発表された際には、「到津遊園を到津動物の森公園として存続させる会」を発足させ代表に就任。約26万人の署名を集めるなど、存続への流れを作った。

現在は行橋市を拠点とする市民グループ「豊の国海幸山幸ネット」代表として地域の環境保全活動などに取り組む。絵本作家としても活躍している。

出版のきっかけは、到津遊園で1937年に始まり現在も続く「林間学園」=当時の大阪毎日新聞社西部総局(現・毎日新聞西部本社)後援=の60年分の資料があることを第3代学園長の古村覚さん(故人)から紹介され、研究を委ねられたことだった。

資料の重みと古村さんの動物園教育への思いに心を動かされ、60歳を過ぎてから北九州市立大院修士課程、東京農工大院博士課程で研究し学位を取得。新著は博士論文を加筆修正し再構成した。

原賀さんは「子どもたちの豊かな感性を育んできた動物園教育の歴史は北九州の貴重な文化遺産だ」と強調。「この本を通じて動物園が単なるレジャー施設ではなく、命や平和、自然との共生について考える学びの場であったことを知ってほしい」と話している。

A5判、188ページ。2420円税込み。問い合わせは人言洞(045・352・8675)。【松本昌樹】

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This article was originally published by 毎日新聞.

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