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山口地検岩国支部が検察審査員11人の氏名を不起訴処分通知に記載し流出させた問題で、平口洋法相は「不適切で遺憾」と表明した。審査員の個人情報は秘匿事項とされており、地検は報道後に事実を認めたが、公表を差し控えた理由を巡り見解が分かれている。
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山口地検岩国支部が検察審査員11人の氏名を不起訴処分の通知書に記載し、外部に流出させた。検察審査員の個人情報は秘匿事項とされており、この行為は制度の趣旨に照らして不適切とされている。
山口地検岩国支部が検察審査会の審査員11人の氏名を外部に流出させた問題で、平口洋法相は26日の閣議後記者会見で「不起訴処分の通知に審査員の氏名を記載したことは制度の趣旨に照らせば不適切と考えている。遺憾だ」と述べた。一般市民が務める審査員の個人情報は秘匿事項とされており、氏名を流出させないのは「当然のこと」とした。
関係者によると、地検岩国支部が不起訴処分とした事件について、山口県岩国市の男性が審査を申し立て、岩国検察審は不起訴相当と議決した。男性は審査員11人を容疑者不詳のまま公務員職権乱用などの疑いで刑事告訴した。
地検支部は副検事が捜査を担当。11人全員を不起訴(容疑なし)としたが、氏名を秘匿する処理をしないまま不起訴処分の「通知書」と「理由告知書」の2通を男性に送付した。副検事は、検察審から検察に送られる正式な議決書から11人の氏名を転載したとみられる。
毎日新聞が25日に氏名流出を報じ、山口地検は同日に事実関係を認めた。報道があるまで不祥事を公表しなかった理由を問われた平口法相は「関係者への事情説明、謝罪を行うなどして適正に対処してきたものと承知している」と述べるにとどめた。
山口地検の沖慎之介次席検事は25日の報道陣の取材に、審査員のプライバシー保護の観点から公表を差し控えたとし「当時の対応は適切だったと思っている」と説明している。
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- 氏名流出の具体的な経緯は?
- 副検事への処分は?
- 再発防止策は?






