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サッカーW杯北中米大会は1週間が経過し、決勝トーナメント進出チームも出始める一方、ピッチ外でも様々な話題が注目されている。人口50万人のカボベルデや15万人のキュラソーといった小国チームの健闘、ダイナミック・プライシング導入によるチケットの高騰、米国・カナダ・メキシコ3カ国共催における不協和音、そして地球温暖化による酷暑対策などが挙げられる。
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サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米大会は開幕から1週間が経過し、決勝トーナメント進出チームも出始めている。大会はスタジアム内の熱戦だけでなく、開催地の事情や国際情勢をめぐる話題も注目されている。
サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米大会の開幕から1週間。決勝トーナメントへの進出を決めるチームも出始め、ますます盛り上がりを見せています。しかし、世界が注目するのはスタジアム内の熱戦だけではありません。開催地の事情や国際情勢をめぐる話題も大会の一部です。「ピッチ外」も含んだ今回のW杯の特徴を解説します。
(1)健闘する島々のチーム サッカーがつなぐ絆
出場枠が前回の32から48と増えた今大会は、人口の少ないチームも出場している。特に、初戦で世界的な注目を集めたのが、アフリカ最西端のカボベルデだ。人口約50万人の島国が、優勝候補のスペイン相手に引き分けて初の勝ち点を得た。代表選手の多くは島にルーツを持つ欧州出身者だが、島を離れた人と島民とを、サッカーがつないでいる。
カボベルデより更に小さいのは、人口約15万人のオランダ領キュラソーだ。代表選手のほとんどは島に暮らしたことがないが、カボベルデ同様、W杯出場をかなえるために地元のサッカー関係者らが地道な努力を続けた。初戦でドイツに1―7で敗れたが、1次リーグの残り2戦で初勝利を目指している。
(2)億単位のチケットも 「天文学的」に高騰するW杯
今大会は、国際サッカー連盟(FIFA)が需要に応じて柔軟にチケット価格を変更する「ダイナミック・プライシング」を初めて導入した。転売も認められ、公式の転売サイトでは、14日(日本時間15日)の日本のグループリーグ初戦のチケットが10日現在で最低9万円台、最高1億6千万円超で売られていた。観戦を楽しみにする米国内のファンも「天文学的だ」と言う高騰だ。背景には米国のスポーツビジネスに加え、利益を最大化しようとするFIFAの思惑もある。
(3)大会史上初めて会場が3カ国にわたる 共催国同士には不協和音
米国、カナダ、メキシコによる史上初の3カ国共催となった今大会。米国から露骨な圧力を受けるメキシコやカナダには、複雑な思いの人たちもいる。トランプ米政権は移民の取り締まりを強化し、メキシコにも移民を強制送還している。カナダでは対米関係の悪化が米国への旅行者減といった形で表れている。2018年に共催が決まった際、当時の3カ国のサッカー協会会長らは抱き合って喜んだが、今はその連帯は感じられない。
(4)昨夏は40度近く 危険な暑さ、対策は十分か
気温が40度近くにもなる「酷暑」への対応も課題だ。昨夏にアメリカで開かれた大会に出場した選手は「信じられないほどの暑さ。プレーするのは危険だ」と訴える。地球温暖化により、気温の上昇は止まらない。
FIFAは試合開始を夕方や夜間に設定し、前半・後半のそれぞれ半分が過ぎた時間に水分摂取のための3分間休憩を設けるなど、工夫をこらす。しかし、異常気象の発生も懸念され、不安が払拭(ふっしょく)されたとは言いがたい。
(5)イラン代表、愛称は「ミナブ168」
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- 酷暑対策は十分か
- 共催国間の不協和音は解消されるか






