Hızlı Bakış
京都文化博物館で開催中の特別展「原安三郎コレクション 北斎×広重」では、葛飾北斎や歌川広重の浮世絵だけでなく、それを支えた彫師、摺師、版元の技術に注目。特に、絵師の意向や職人の技が最も反映される「初版」を中心に展示し、浮世絵の総合芸術としての魅力を紹介している。
Yapay zekâ özeti
葛飾北斎、歌川広重――。私たちは現在にまで名を残す「絵師」に注目して、浮世絵を見ている。
しかし、北斎や広重が描く世界を実現させるには、絵師の力だけでは足りない。
彫師(ほりし)、摺師(すりし)、そして出版する版元。浮世絵は4者の総合芸術だ。
注目の「初版」が大集合
作品にとって重要な彫りや摺(す)りの技術。その粋を堪能できれば、北斎や広重の世界への理解も深まるというもの。京都文化博物館で開催中の特別展「原安三郎コレクション 北斎×広重」は、まさにその機会となっている。
実業家・原安三郎さん(1884~1982年)のコレクションから、北斎の「冨嶽(ふがく)三十六景」や広重の「東海道五拾三次之内」といった名所絵シリーズを中心に展示している。
原コレクションの特長は、あまたある摺りの中から、より優れた作品を集めた点にある。
なかでも注目したいのが「初版」だ。絵師の意向、彫師、摺師の技術がいちばん反映されるのが、最初に摺られる初版と言われる。原コレクションは初版が多く、技のさえを間近に鑑賞できる。
どんな技に注目すれば、浮世絵鑑賞の楽しみが広がるのか。うってつけの人に語ってもらった。京都市東山区の佐藤木版画工房の摺師、平井恭子さんだ。
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