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「マイカー離れ」が指摘される中、JAF(日本自動車連盟)の会員数が2026年3月末時点で2074万人を超え、過去最高を更新した。運転免許保有者数や世帯当たり自家用乗用車保有台数は減少傾向にある一方、カーシェアリングの利用は拡大。免許返納者も増加する中で、JAF会員数が増加する背景には、クルマの利用スタイルの変化と、JAFが提供するロードサービス以外の多様な会員特典の魅力があると考えられる。
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「マイカー離れ」が指摘され、運転免許保有者数や世帯当たり自家用乗用車保有台数が減少傾向にある一方、カーシェアリング利用は拡大し、運転免許返納者も増加している。
「マイカー離れ」が指摘されて久しい。クルマを所有する前提が変わりつつある中、JAF(日本自動車連盟)の会員数は2026年3月末時点で2074万人を超え、過去最高を更新した。なぜマイカー離れの時代に伸びているのか。
警察庁によると、運転免許を持つ人の数は2018年をピークに減少へ転じている。1世帯当たりが保有する自家用乗用車の台数も、12年連続で減少している(自動車検査登録情報協会調べ)。
その背景には、クルマの利用スタイルの変化がある。カーシェアリングの会員数は、2025年3月末で約560万人と前年から19.3%増え、2016年3月末(約85万人)と比べると、9年間で6倍超に拡大した(交通エコロジー・モビリティ財団調べ)。所有から必要なときだけ利用する形へと移行し、マイカーを前提としない移動スタイルが広がっている。
クルマを手放す動きもある。運転免許の自主返納だ。警察庁によると、2024年の返納件数は42万7914件で、5年ぶりに増加し、その約6割を75歳以上が占めた。
こうした流れを見ると、JAFの会員数も減少しそうに思える。だが実際には、会員数は過去最高を更新している。
JAFの会員数は、2023年3月末時点で2000万人を突破し、2026年3月末には2074万人まで増加すると見込まれている。これは、マイカーを所有しない、あるいは利用頻度が低い層にとっても、JAFの会員特典が魅力的に映っていることを示唆している。
JAFは、ロードサービスだけでなく、全国の施設で割引が受けられる特典や、旅行関連のサービス、保険商品など、多様な会員サービスを提供している。これらのサービスが、カーシェアリング利用者や、車を手放したものの移動手段を必要とする人々にとっても、価値あるものとなっていると考えられる。
また、JAFは、交通安全に関する啓発活動や、地域社会への貢献活動なども積極的に行っている。こうした活動が、企業の社会的責任(CSR)や、地域住民との良好な関係構築に繋がり、ブランドイメージの向上に寄与している可能性もある。
さらに、JAFは、会員とのコミュニケーションを深めるための情報発信にも力を入れている。会報誌の発行や、ウェブサイト、SNSなどを通じて、会員に役立つ情報や、JAFの活動内容を発信することで、会員のエンゲージメントを高めていると考えられる。
マイカー離れが進む現代において、JAFが会員数を伸ばし続けている背景には、単なるロードサービス提供者という枠を超え、多様化するニーズに応える会員サービスと、社会的な役割を果たす企業としての姿勢が、多くの人々に支持されていることがうかがえる。
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- JAF会員数増加の具体的な要因は何か?
- JAFの会員特典はどのように変化したか?






