宮崎県産生ライチ、初セリで最高3万円
宮崎県産の生ライチの出荷が4日に始まり、宮崎市中央卸売市場で初セリがあった。9個入りの化粧箱(500グラム)が最高3万円で競り落とされた。生ライチは6月中旬ごろから出そろい、7月上旬ごろに出荷のピークを迎える。今年は17.2トンの出荷を見込んでいる。
宮崎の生ライチは、20年ほど前に「マンゴーの次の特産品を」と栽培を始めたのがきっかけ。県や生産者らで作る「ライチ研究会」の森哲也会長(54)らが害虫の被害などを乗り越えながら商品化につなげた。2008年ごろから本格的に販売されている。
近年では生産農家の数も増えてきており、新富町や綾町などの約3.6ヘクタールで17の生産農家が栽培。今年は実のつき方がよく生育が進んでいるという。輸入品が主流の冷凍ものと異なり、本来の香りやみずみずしさを味わえるのが特徴で、温暖な気候の千葉や高知などでも栽培されている。
この日の初セリに出品した森さんは「生のライチは香りにも余韻がある。すごく魅力的なフルーツだと思うので、食べたことがない人には一度食べてみて欲しい」と話した。






