
刑務所医療ミスで国に賠償命令、東京高裁
無期懲役刑で服役中の元受刑者(当時73)が死亡したのは刑務所側の医療ミスが原因だとして、遺族が国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は国に約2230万円の支払いを命じた。手術後の止血義務違反や、がんの疑いを更生保護委員会に報告しなかった点を認めた。

無期懲役刑で服役中の元受刑者(当時73)が死亡したのは刑務所側の医療ミスが原因だとして、遺族が国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は国に約2230万円の支払いを命じた。手術後の止血義務違反や、がんの疑いを更生保護委員会に報告しなかった点を認めた。

横浜市の介護事業所で発達障害を理由に不当解雇された40代従業員が賠償を求めた訴訟で、東京高裁は事業所に約105万円の支払いを命じ、一審判決から賠償額を約25万円増額した。

消費者庁が「糖質カット」を謳う炊飯器「LOCABO」の販売会社に出した景品表示法違反の措置命令について、東京高裁が1審に続き命令取り消しを命じた判決が確定した。国が上告期限までに上告しなかったため。消費者庁は今後も法を適切に運用すると述べた。

Amazonでの偽造医療機器出品問題で、原告2社が東京高裁判決を不服とし、約2億8000万円の損害賠償を求めて最高裁に上告した。一審は3500万円、高裁は200万円の賠償を命じた。

東京高裁は、静岡放送(SBS)が逮捕映像を放送した件で、個人の名誉毀損を主張していた訴訟について、一審の賠償命令を取り消し、原告の請求を棄却した。原告は逮捕後の不起訴となった事案をめぐり訴えを起こしたが、高裁は捜査機関ではない報道機関が嫌疑の有無を判断する義務はないと判断した。静岡新聞社と県警への請求も棄却された。SBSは判決を受け、報道姿勢の正当性を示すとコメントしている。

長野県軽井沢町で2016年に発生したスキーツアーバス事故で、大学生ら15人が死亡した事件。バス運行会社「イーエスピー」の社長と元社員が業務上過失致死傷罪に問われ、東京高裁は22日、事故の予見可能性を認め、1審に続き両被告に実刑判決を言い渡した。

長野県軽井沢町で2016年に発生したスキーツアーバス事故の控訴審で、東京高裁はバス運行会社「イーエスピー」の社長と運行管理者に対し、1審の実刑判決を支持し、控訴を棄却した。遺族は司法判断を評価し、再発防止への契機となることを期待している。

長野県軽井沢町で大学生ら15人が死亡したスキーツアーバス事故で、東京高裁は22日、バス運行会社社長らに実刑を言い渡した一審判決を支持し、控訴を棄却した。事故から10年、遺族は再発防止を願い、法廷で判決を聞いた。