日銀総裁、中東情勢不透明でも利上げの可能性を示唆
日本銀行の植田和男総裁は3日、東京都内での講演で、中東情勢の「不透明な状況」が続いたとしても、利上げする可能性があるとの認識を示した。経済が悪くなるリスクよりも、物価の上昇リスクの方が高いと判断されれば、「利上げの是非についてしっかりと議論する必要がある」との考えを示した。
日銀は、今月15、16日の金融政策決定会合で、政策金利を現状の0.75%程度から、1.0%程度に引き上げるかどうかを議論する。引き上げを決めれば、1996年9月以来約30年ぶりの高水準となる。中東情勢の混乱などを受け、物価上昇圧力が高まることを警戒している。






