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「奇跡の一本松」のクローン種子、英国のシードバンクに保管へ
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毎日新聞·3 sa önce·🇯🇵Japan·Welt

「奇跡の一本松」のクローン種子、英国のシードバンクに保管へ

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東日本大震災からの復興シンボル「奇跡の一本松」(岩手県陸前高田市)のクローン種子が近く、世界最大規模の英国のシードバンク(種子銀行)で保管されることになった。「困難の中にあっても、希望を失わない人々の強さを象徴する存在」(駐日英国大使館)として、国際親善にも役立てられる。

住友林業が寄贈する。同社は震災直後から、日本造園建設業協会などと協力。接ぎ木や実生による「奇跡の一本松」の後継樹の育成に取り組んできた。クローン種子は樹齢14年の後継樹から、2025年10月に採取した。

寄贈先はロンドン南西部にあるキュー王立植物園。1759年の設立以来、2万5000種以上の植物を栽培してきた。2003年には世界遺産に登録された。植物種子保存施設「ミレニアム・シードバンク」も運営する。

「奇跡の一本松」については震災直後の12年から、同園が種子の提供を希望していた。英国のジュリア・ロングボトム駐日大使は「(施設は)自然環境の保護や科学研究の観点から、大きな役割を果たしている」とアピールする。

クローン種子は検疫手続きなどを経て、今夏以降に現地に到着予定。住友林業の市川晃会長は「(苗の枯死など)寄贈までの道のりは平たんではなかった。日英の友好と復興の精神を象徴する存在となってほしい」とコメントしている。

「奇跡の一本松」の救済プロジェクトとして、住友林業などは11年12月に3本の接ぎ木苗、13年6月には9本の実生苗の育成に成功した。これまでに陸前高田市、名古屋市に後継樹が植えられている。【高橋昌紀】

This article was originally published by 毎日新聞.

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