Auf einen Blick
ミャンマーのクーデター後、戦闘や弾圧を逃れてタイに避難した家族の生活を追う。元入国管理官のイエディーさんは、タイで書類なしの生活を送り、検問を恐れながら暮らしている。市民的不服従運動に参加後、一家は国境を越えた。
KI-generierte Zusammenfassung
Warum es wichtig ist
ミャンマーでは2021年のクーデター後、国軍と民主派勢力などの戦闘が広がり、内戦状態が続いている。多くの人々が戦闘や弾圧を逃れて国境を越えている。
夕暮れどき、タイ北西部メソト郊外の小さな家で、家族4人が食卓を囲んでいた。
家の前に張り出した、竹で編んだ高床式の広間に、魚の缶詰、卵のスープ、野菜炒め、ご飯が並ぶ。食事の前、父親のイエディーさん(39)が短く祈った。食後はギターを抱えた。妻のルーターヨンさん(40)と、14歳と11歳の息子2人が車座になり、ゴスペルを歌った。
つてを頼って格安で借りた土地に自分たちで建てた家だ。台所は土間だが、寝室の床はコンクリートで固めた。ベッドは一つだけ。息子たちをそこに寝かせ、夫婦は床で眠る。庭にはオクラなどの野菜が育つ。
本来なら、ここはたどり着くはずの場所ではなかった。
ミャンマーでは2021年のクーデター後、国軍側と民主派の抵抗勢力、少数民族武装勢力などとの戦闘が広がり、内戦状態が続いています。戦闘や弾圧を逃れて国境を越えた人たちは、その後をどう生きているのか。タイ国境の町メソトとその周辺で、故郷を離れた後も続く人々の時間を追いました。連載「帰れないひとびと ミャンマー国境から」の5回目です。
取り締まられる側に
イエディーさんは、ミャンマー北東部シャン州の入国管理事務所で働いていた。外国人の出入国管理だけでなく、住民の身分証や世帯名簿、国境通行に関わる書類も扱っていた。
その彼が国境を越えた後、約3年間、タイで暮らすための正式な書類を持たずに過ごした。
「家に閉じ込められているようだった」
警察の検問が怖く、遠くへ仕事を探しに行くことも難しい。移動手段は自転車に限られた。母国で在留書類を扱っていた男性が、今度は自分の身分を証明できない側に回った。
2021年2月、国軍がクーデターを起こすと、公務をボイコットする「市民的不服従運動」(CDM)に加わった。その理由を尋ねると、イエディーさんは短く答えた。
「人の心があったからだ」
約1年間、国内で身を潜めるように暮らした後、一家は国境を目指した。ブローカーに金を払い、検問を抜…
Offene Fragen
- タイでの今後の生活の見通しは?
- ミャンマーの情勢はどのように変化していくのか?




