Auf einen Blick
70歳のアクションスター南条弘(舘ひろし)が免許返納を巡る騒動に巻き込まれるコメディ映画「免許返納!?」。ライバル俳優との約束を果たすため旅に出る。昭和の喜劇と現代のギャップを笑い飛ばす。
KI-generierte Zusammenfassung
Warum es wichtig ist
70歳以上の高齢者の免許返納が社会的なテーマとなる中、アクションスター南条弘(舘ひろし)が免許返納を巡る騒動に巻き込まれるコメディ映画「免許返納!?」が公開された。
失笑・苦笑・爆笑・大笑……久々に何も考えず反射的に笑えた、「昭和」の香りふんぷんの喜劇映画「免許返納!?」。とにかく、70歳以上の日本人2900万人すべてに見て若返ってほしい一作である。
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70歳でもアクションやりたい
物語はいたって簡単。昭和のアクション映画スター、南条弘(舘ひろし)が70歳を迎えた。とはいえ、愛車はフェラーリ、バイクはハーレーと今でも現役バリバリだ。が、老人ものの芸術映画が当たってしまい、本人は不満である。
そんな折、45年前、アクション映画「ハーレー・ライダー」で共演したライバル俳優、尾崎誠(宇崎竜童)がバイクで事故を起こす。
南条は「ざまみろ」とばかりに「バイクなんかよりずっと大切なことがある」と公式コメントを出したら、さあ大変。「あの南条が免許返納!?」とSNSが大バズリ。
所属事務所の所長(吉田鋼太郎)やマネジャー(西野七瀬)は、ここを先途と高齢者の免許返納を促す政府広報CMの仕事を入れ、本人に返納させようと躍起になる。
絶対に「返NO!」と言う南条のもとに、尾崎が危篤という連絡が入る。見舞いに行くと、尾崎はやり残した最後の夢を南条に語る。南条も自分がやり残した夢を思い出し、ふたり分の夢をかなえるために旅に出かける。ただそこで遭遇する人や事件は一筋縄ではいかなかった……。
格好良さ封印、昭和オヤジを現代に
舘と南条は、お察しの通りほぼ「本人」設定。「あぶない刑事」「免許がない!」「終わった人」など、南条の架空のフィルモグラフィーには、舘の作品名がそのまま掲載されているほど。ま、このへんからして、手抜きというか笑えるというか……。
河合勇人監督は「総理の夫」や「身代わり忠臣蔵」など意外なシチュエーションのコメディーを得意とする。
本作も「舘から格好良さを奪ったら?」という設定で、笑いの場面をずんずん広げていく。芸術映画をちゃかし、おためごかしに怒り、無駄な見えを張り、美人の胸の谷間に弱く、カラオケデュエットは大好き……。
ただの昭和のオヤジを現代社会の中に置いて、そのゆがみを指摘しつつ文化ギャップを笑い飛ばす。
一緒に笑ってくれる人が大勢いるともくろんだバクチだろうが、大当たりと言っておこう。少々山田洋次的ほろり人情モノを味付けに使うものの、本質は、今はなき昭和のドタバタ喜劇である。
デコトラの運転手(八嶋智人)やスナックのママ(南野陽子)、大物女優(大地真央)、有能弁護士(真矢ミキ)、高級クラブママ(MEGUMI)らがわざとステレオタイプな演技を披露するのも、縦横比3対4の画面から流れていた懐かしいテレビドラマが重なって、涙モノである。
「泣かないで」デュエットに涙
細かい見どころは多すぎて、書き切れない。南条の愛車フェラーリ328GTS(セミオープン)もGTB(クーペ)じゃないところが粋だし、重要な思い出の道である磐梯吾妻スカイラインの絶景も息をのむ。
舘と南野のデュエット「泣かないで」はこの映画の中心線に違いない。
最後に「二枚目だけどコメディーがうまい」という一流映画スター、例えばケーリー・グラントのような成熟俳優の仲間入りを果たした舘に大きな拍手を送りたい。
ここまで自分をいじられて、ちゃんと演技ができるのは大物の証拠なのだ。(川崎浩)
Offene Fragen
- 免許返納後の生活はどうなるのか?
- 高齢者の運転能力の評価基準は?






