
神戸連続殺傷事件遺族、加害者への賠償請求権放棄と手記中止の理由
神戸連続殺傷事件で長男を亡くした土師守さん(70)が、加害者への賠償請求権の行使と、命日に合わせた手記の公表を今年から中止した。息子は11歳のままという思いは変わらず、加害者への憎しみも消えないが、これ以上、加害者に焦点を当てることを望まないためと語った。

神戸連続殺傷事件で長男を亡くした土師守さん(70)が、加害者への賠償請求権の行使と、命日に合わせた手記の公表を今年から中止した。息子は11歳のままという思いは変わらず、加害者への憎しみも消えないが、これ以上、加害者に焦点を当てることを望まないためと語った。

神戸連続殺傷事件で犠牲になった土師淳さん(当時11)の父、守さん(70)が、加害男性への賠償請求権行使を断念した。毎年命日に合わせて手記を公表してきたが、今年は筆を置いた。息子は11歳のままという思いと、加害者への複雑な心境が背景にある。

東京・秋葉原の無差別殺傷事件から18年。事件現場の献花台には花束が手向けられたが、事件を伝える貼り紙や僧侶の読経がなくなり、風景の変化に遺族らが戸惑いを感じている。

相模原市の障害者施設で19人が殺害された事件の元入所者と介助者が、障害者が施設を出て地域で暮らす「地域移行」の意義について講演した。事件で重傷を負った尾野一矢さんは現在、支援を受けながらアパートで生活している。

2008年6月の秋葉原殺傷事件で被害者の応急処置に当たった西村博章さん(41)。事件後PTSDを発症し、長期の治療を経て、現在は福祉施設で働きながら、早稲田大で救命救急研究を続ける。経験を生かして救命救急の重要性を訴えている。

2001年6月8日、大阪教育大付属池田小学校で起こった児童8人死亡、15人重軽傷の乱入殺傷事件から25年。事件を教訓に学校の安全対策が強化されたが、ハード面の整備に課題残る。

栃木県上三川町の住宅で会社役員の富山英子さん(69)が殺害され、息子2人も負傷した事件で、遺族が22日、犯人への「許しは絶対にない」と非難し、同様の苦しみを味わってほしいとのコメントを発表した。また、取材自粛を求めた。

茨城県古河市の介護施設で入所者2人が死亡した事件で、元職員の赤間恵美被告(40)の裁判員裁判が水戸地裁で開かれている。1人目の被害者(当時84)の遺族について、検察側の情状証人としての採用が取り消された。被告は殺人罪について無罪を主張しており、量刑などの審理が6月18日に論告・弁論、7月7日に判決予定。