L'essentiel
福島県郡山市の「ケイリーパートナーズ」は、育児などの事情を持つ女性が柔軟に働ける環境を提供し、地元企業の人手不足を解消する。代表の鷲谷恭子氏は自身の経験から、働く人の制約を前提とした働き方の見直しを提唱する。
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Pourquoi c'est important
福島県郡山市で2019年に創業したケイリーパートナーズは、育児などの事情を持つ女性が柔軟な時間で働けるバックオフィス業務を地元企業に提供し、地域の人手不足問題に対応している。代表の鷲谷恭子氏は、自身の妊娠・出産時のキャリア中断経験から、働く人の制約を前提とした働き方の必要性を感じていた。
学校が春休みに入った3月下旬、福島県郡山市の住宅街にある株式会社「ケイリーパートナーズ」のオフィスでは、にぎやかに遊ぶ小学生と幼稚園児の姉妹を横目に、母親の女性がパソコン作業をしていた。
「私が見ているよ」。仕事で手が離せない女性に、同僚が子どもの相手を買って出た。
「こんにちは」。午後2時出社の社員が、元気いっぱいに姿を見せた。
人手不足に悩む地元企業から、経理や広報といったバックオフィス業務を請け負うケイリーパートナーズは、一般的な人材派遣業のように見えて、内実は大きく違う。
役員を含め19人のメンバーは全員が女性で、出社時間はバラバラ。育児などの事情に合わせて希望する時間に働く。フルタイムもいれば、週4時間勤務の社員もいる。
「働く人、それぞれの事情や制約を前提に、仕事のあり方そのものを見直さないといけない」
代表取締役の鷲谷恭子さん(49)が、地元の郡山市で創業したのは2019年。都会より一足早く、人手不足の波が地域を揺さぶり始めていた。
東京で積み重ねたキャリア 妊娠で「戦力外」に
大学卒業後に就職したJR東日本では、地方勤務を経て東京本社のカード事業部で新規事業を企画立案するなど、順調にキャリアを重ねた。
入社6年目の27歳の時、子どもを妊娠すると状況は一変した。
つわりで出社できない日々に「戦力外になった」と感じた。本社の中枢で仕事を希望する同僚は多く、「私の代わりはいくらでもいる」と気持ちがふさいだ。健康的に仕事に集中できなければ、これ以上のキャリアアップは無理だと悟った。
子どもとの時間を大切にしたい希望もあり、07年に退社して地元に戻った。
子どもが成長するにつれて、もう一度「社会とつながる時間を持ちたい」との思いが強まった。だが、地方では、キャリアを生かした仕事は限られる。周囲のママ友も、働く意欲があっても「仕事はパートしかない。キャリアアップできる可能性を感じない」と、口々に愚痴をもらしていた。
働きたい人はいるのに、受け入れる仕組みがない
Questions ouvertes
- ケイリーパートナーズの事業モデルは他の地域でも適用可能か?
- 地元企業はケイリーパートナーズのサービスをどのように評価しているか?
- 柔軟な働き方がキャリアアップにどう影響するか?







