L'essentiel
英国のスターマー首相が2024年7月の就任から2年足らずで辞任。5月の統一地方選での労働党大敗が原因だが、それ以前から方針転換や贈答品問題などで政権運営は批判され、支持率も低迷していた。
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Pourquoi c'est important
英国のスターマー首相が、就任から2年足らずで辞任に追い込まれた。5月の統一地方選で与党・労働党が大敗したことが直接的な原因だが、それまでも政権運営は批判を浴びていた。
英国のスターマー首相が、2024年7月の就任から2年足らずで辞任に追い込まれた。5月の統一地方選で与党・労働党が大敗したことが端緒になったが、それまでも方針転換や不祥事などで政権運営は与党内からも批判を浴び、支持率は記録的に低調だった。退陣の背景と対外的な影響は。
高額贈答品、相次いだ方針転換…
「富と機会が一部の恵まれた人々だけではなく、すべての人に開かれること」などを目指し、「変革」を実現した――。
スターマー氏は辞任を表明した22日の演説で、2年間の実績を強調した。
だが実は、出足からつまずいていた。政権発足からわずか2カ月後の24年9月、支持者から高級スーツなど計10万ポンド(約2100万円)相当の贈答品を受け取っていたことが発覚。生活費高騰にあえぐ国民の間で反感が広がった。
方針転換が相次いだことも不信感を高めた。スターマー政権は始動後すぐに財政健全化のため年金受給者への冬季暖房費補助を大幅に厳格化したが、高齢者らから猛反発を受け、昨年6月にほぼ撤回した。
昨年9月には非正規移民の就労防止策として「デジタルID」を発行し、雇用主への提示を義務付けることを表明したが、世論の支持を得られず、今年1月に提示は任意とした。最大野党・保守党のベーデノック党首は直後の議会での首相質疑で「新たなUターンを歓迎する。毎週そう言っている気がする」と皮肉った。
調査会社ユーガブの世論調査でスターマー氏を「好ましい」と答えた人の割合は昨年5月時点で約2割まで低下。「風邪も引けない病人」(英誌エコノミスト)のような状態だった。
そこへ追い打ちをかけたのが…
Questions ouvertes
- 後任首相は誰になるのか?
- 労働党の今後の戦略は?




