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「こうのとりのゆりかご」の当事者が講演、命の大切さ語る
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毎日新聞20.06.2026Education3 dk okumaJapan

「こうのとりのゆりかご」の当事者が講演、命の大切さ語る

L'essentiel

熊本市の慈恵病院が運営する「こうのとりのゆりかご」に預けられた宮津航一さん(22)が、唐津西高で講演。自身の経験を語り、生徒たちに命の大切さや、置かれた場所で咲くこと、誰かの味方になることの重要性を訴えた。

Résumé généré par IA

Pourquoi c'est important

唐津西高では、95年前に川で小学生2人を助けて亡くなった中尾ハナさんの「乙女の像」を設置し、命の大切さを伝えている。今回は、熊本市の「こうのとりのゆりかご」に預けられた宮津航一さんが講演を行った。

Taille de police

95年前の1931(昭和6)年夏、川で溺れていた小学生2人を助けた後、力尽きて川に流され、その尊い命を落とした唐津高等女学校4年(現唐津西高1年、佐賀県唐津市)、中尾ハナさんの冥福を祈る「ハナコフェア」が、唐津西高であった。【原田哲郎】

今回は、熊本市の慈恵病院が運営する「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」に、2007年の開設初日に預けられた宮津航一さん(22)が講演。「こうのとりのゆりかごから始まる第2の人生」と題し、生徒428人や教職員らに「私のような当事者のことを知ってもらって、今後の人生の糧になれば」と話した。

唐津西高では「乙女の像」を玄関付近に設置し、ハナさんの「愛と勇気」を長く語り継いできた。毎年6月には、ハナさんの姿勢から自分自身の生き方を考えることを目的に、命の大切さを考える講演会を開いている。

宮津さんは07年5月、親が育てられない子どもを預かる「こうのとりのゆりかご」の開所日に3歳で預けられ、里親に引き取られ育てられた。22年には、ゆりかごに預けられた生い立ちを、全国で初めて実名で公表した。

今春、熊本県立大を卒業。「いのちの語りびと」として講演活動をする一方、ふるさと元気子ども食堂代表や子ども大学くまもと理事長などを務める。

宮津さんは好きな言葉として「置かれた場所で咲きなさい」を紹介。「人と比べないで良い。周りの人も全員環境は違う、悲しく思う必要はない」として「これからもいろんな人と関わって自分の場所をつくっていくと思うが、その時に自分の花を咲かせてほしい」と呼びかけた。

また、養母が「うちの子はそんな子じゃない」と守ってくれたことがうれしく、養父が「家族とは血がつながっていることではなくて最後まで味方でいることだ。何があっても最後まで味方でいるのが家族だ」と言い続けたエピソードを披露。「皆さんには誰かの味方になるような人になってほしい」と話した。

Questions ouvertes

  • ハナさんの功績を称える「ハナコフェア」の具体的な内容
  • 宮津さんの今後の活動の詳細

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This article was originally published by 毎日新聞.

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