味ぽん、市場縮小と価値観変化に対応する新戦略を発表
「調理定年」やSNS映えする手軽な調理法に合わせ、ブランド価値を再定義
L'essentiel
味ぽんが市場縮小と調理価値観の変化に対応するため、ブランド価値を「手軽に味の幅を無限に広げられる」と再定義。使い道の拡大とブランド愛着向上を柱に新戦略を展開。
Résumé généré par IA
味ぽんの第5フェーズは、世の中の変化をどう捉え直すかという「環境認識」の刷新からスタートした。背景には、将来的な市場縮小に加え、調理に対する価値観の変化がある。
今は夫婦で家事を分担し、子どもが育った後は調理の負担を減らしていくという「調理定年」の考え方が広がっている。SNSでは冷凍食品を皿に移すことや、カップ麺に野菜を加えるだけでも立派な「調理」としてポジティブに受け止められている。
こうした空気感を踏まえながら、同社は約半年をかけて「UAV」(ユニーク・アトラクティブ・バリュー)、つまり「顧客のインサイト×自社の強み」を再定義した。そこで見えてきた生活者のインサイトは、次のようなものだ。
「おいしい料理を手軽につくりたい、でもマンネリしがち。ちょっとしたアレンジで、いつもの料理をちょっと新しく、楽しくできるといいのに」
こうした生活者の本音に対し、同社は味ぽんが持つ「クセがなく、何にでも合わせやすい」といったブランドの強みを掛け合わせた。ブランドの新たな価値規定を「味ぽんがあれば、手軽に、味の幅を無限に広げられる」と位置付け、
(1)使い道の幅を広げること
(2)ブランドへの愛着を高めること
の2本柱で、戦略を進めていくことになった。







