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New Heat-Resistant Rice Varieties Emerge in Shiga and Kyoto
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朝日新聞·2 g önce·🇯🇵Japan·Agriculture

New Heat-Resistant Rice Varieties Emerge in Shiga and Kyoto

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朝日新聞
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猛暑に負けないコメの開発が進んでいる。「近畿の米蔵」と呼ばれる滋賀県では、新品種「ことさんさん」が登場。ひと足先にデビューした京都府のブランド米「京式部」とは、共通の祖父母を持つ「いとこ同士」だ。新たなブランドの競演となるか。

滋賀県は猛暑に強い近江米の新品種「ことさんさん」を開発した。近年の夏の高温で品質低下が深刻になっていた早生(わせ)の「キヌヒカリ」に代わる品種で、生産者から新品種が求められていた。

県農業技術振興センターが2009年に中生(なかて)の「にこまる」と早生の「レーク65」を交配し、試験を重ねてきた。今年2月に農林水産省に品種登録を出願した。

一等米の比率 落ち込む

「ことさんさん」の品種名は、「湖の都」である県内の水田で、稲穂がさんさんと太陽の光を浴びている様子をイメージした。

県産米は猛暑の影響で品質が低下している。特に、約5千ヘクタールで栽培され水稲作付面積の約17%を占めるキヌヒカリは深刻だ。最高等級の1等米の比率は21年産の73・0%をピークに下降。25年産は速報値で21・3%で、落ち込みぶりが顕著だ。

センターの試験によると、ことさんさんの収量は10アールあたり640キロで、キヌヒカリより約1割多かった。白く濁ったように見える粒の割合を示す「白未熟粒(しろみじゅくりゅう)率」もキヌヒカリの39・0%に対し、ことさんさんは16・2%。食味もキヌヒカリより良好だという。成熟期は例年9月5日ごろになるという。

今年の作付けは県内各地の計10ヘクタール。27年産から本格的に栽培を始め、県は30年に5千ヘクタールを目標に拡大に取り組み、「西日本一の米産地」をめざすとしている。

「いとこ」はすでにデビュー

京都府も2017年から、暑さに弱いコシヒカリに代わる新たなコメの開発をスタートさせた。コシヒカリを基準米としつつ、京料理人やお米マイスターらの「舌」の力を借りて栽培試験と食味試験を繰り返し、21年に「老舗料亭が認めるお米」をキャッチフレーズにした「京式部」が本格デビュー。ブランド名は、紫式部にあやかった。

「京式部」と滋賀県でデビューした「ことさんさん」は、台風や大雨でも倒れにくく、品質も落ちにくいとされる「北陸174号」という品種を祖父母の代で共有する。人間にたとえると「いとこ」同士にあたる。

京都府などによると、「京式部」は大粒で香り高く、冷めてもおいしいのが特徴で、京都の老舗料亭がシメの土鍋ごはんなどで提供している。ただ、農薬や化学肥料の使用を通常の50%以下に抑えた「特別栽培米」で、作付面積は全体の1%程度。生産拡大が課題だ。

This article was originally published by 朝日新聞.

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