
文部科学省が高校の基地移設工事に関する学習を「政治的中立性を欠く」と認定したことに対し、沖縄や被爆地で平和学習に関わる人々から、学習活動そのものを萎縮させかねないとの懸念の声が上がっている。関係者は、基地負担の現状を学ぶ意義を強調し、学びの機会が減ることで関心が薄れることを危惧している。
AI が生成した概要
同志社国際高校が修学旅行で実施した沖縄県名護市辺野古沖での基地移設工事に関する学習を巡り、文部科学省が政治的中立性を欠いた教育基本法違反だと認定したことに対し、沖縄や被爆地で長く平和学習に関わってきた関係者からは、学習活動そのものを萎縮させかねないとして懸念する声が相次いだ。
「基地負担」関心薄れる懸念も
米国統治下の1959年に沖縄県石川市(現うるま市)の宮森小学校に米軍嘉手納基地のジェット機が墜落し、児童ら17人が亡くなった事故を語り継いでいる久高政治さん(78)は「転覆事故は悲惨で、安全への配慮が足りなかったならそれは責任を取るべきだ。だがそれを口実にして、平和学習そのものが偏向的だと決めつけるのは間違っている」と文科省の認定をいぶかしむ。
米軍機の離着陸による騒音被害などが深刻な嘉手納基地を望む「道の駅かでな」(沖縄県嘉手納町)で平和学習に取り組む町観光協会の菊地尚子さん(55)は「政府と見解が対立する問題であっても、沖縄が抱える過重な基地負担の現状を学ぶことは、日本の国防を知る上で大事なことだ」と強調。文科省の認定を「沖縄での平和学習をちゅうちょさせたり、その機会を奪うようなことになったりしないか心配だ。学びの機会が減れば、沖縄の基地負担への関心が薄れてしまう」と危惧した。
玉城デニー沖縄県知事も22日、首相官邸で記者団の取材に応じ、文科省の認定に対する評価は避けつつ、辺野古の現場を見学する意義について「沖縄における過重な基地負担の現状と照らし合わせて考える機会は、これからも行われてしかるべきではないか」との見方を示した。
何をもって「中立」なの…

経済産業省は2027年度予算概算要求で、AIや半導体、エネルギー分野に約7.7兆円を求める方針を固めた。高市政権の掲げる「強く豊かな日本」投資枠に約4.5兆円を計上し、補正予算依存からの脱却を目指す。

韓国の李在明大統領は20日、訪韓した中国の王毅外相と会談した。王氏は李政権による対中関係改善の動きを歓迎し、李氏は北朝鮮問題を巡る緊密な意思疎通の継続を求めた。

トランプ米政権が国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長を制裁対象に追加したことを受け、日本政府は衝撃を受けている。同盟国である米国との関係を考慮しつつ、ICC支持を継続する姿勢を示すものの、対応に苦慮している。

米政府は18日、国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長を制裁対象に指定した。米兵の戦争犯罪捜査やイスラエルのネタニヤフ首相への逮捕状発付に対する報復措置。ルビオ国務長官はICCの解体も辞さない姿勢を示し、加盟国に脱退を促している。

トランプ米大統領はイランとの交渉期限の延長を求めない意向を表明。ホルムズ海峡の通航を巡る対立が続く中、イランのガリバフ国会議長は米国が要求を履行するまで海峡の封鎖を継続する方針を示した。

ロシアのガルージン外務次官は18日、プーチン大統領の択捉島訪問に対する日本側の抗議を受け、武藤顕駐ロ大使を呼び出し「断固たる抗議」を表明した。ロシア側は北方領土の主権を主張し、日本の対ロ制裁やウクライナ支援への対抗措置を示唆した。