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内閣府の調査で、日本の高齢者は日常の困りごとで友人や近所に頼りづらいことが明らか。アメリカ、ドイツ、スウェーデンと比較して、頼れる友人や近所の割合が低い。
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Why It Matters
日本は高齢化社会の最前線。社会的つながりが薄い高齢者のサポートが課題。
日常の困りごとがあっても、日本の高齢者は、アメリカやドイツ、スウェーデンに比べて、頼れる友人や近所の人がいる割合が低い。政府は12日、そのような調査結果が盛り込まれた「高齢社会白書」を閣議決定した。
調査は内閣府が5年ごとに実施している。今回は昨年9~11月に、4カ国の施設入所者を除く60歳以上を対象に行った。高齢社会白書では、そのうち65歳以上の回答を抽出してまとめた。65歳以上の回答者数は4カ国で計3831人だった。
電球交換など日常での困りごとが1人でできなくなった時、同居の家族以外で頼れる人について聞いた質問(複数回答)で、「別居の家族・親族」と回答した人は、日本では62・1%だった。アメリカは40・6%、ドイツは73・9%、スウェーデンは59・8%だった。
一方、「友人」と回答したのは日本では13・7%だったのに対し、アメリカは31・1%、ドイツは61・0%、スウェーデンは26・2%だった。「近所の人」は日本が12・9%、アメリカが25・3%、ドイツは52・0%、スウェーデンは26・0%だった。いずれも日本が最も低く、日本の高齢者は友人や近所の人に頼りづらい状況にあることが浮き彫りになった。
近所の人との付き合いに関する質問でも、「付き合いがある」と答えた人の割合は日本が最低で、5年前の前回調査から16・3ポイント減少した。内閣府は「困ったことがあっても一人で抱え込まず、誰かに頼れるような居場所づくりが重要だ」としている。【寺原多恵子】
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