
日本政府の再審制度見直しに関する刑事訴訟法改正案が、9日の衆議院法務委員会で参考人質疑を経て、衆院審議の重要な段階に。与党は12日にも委員会採決を目指すが、野党との間で証拠の扱いを巡る対立が続く。
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再審制度を見直す政府の刑事訴訟法改正案は、9日の衆院法務委員会で参考人質疑が行われ、衆院審議がヤマ場を迎える。与党は12日にも委員会採決に踏み切り、衆院通過を急ぎたい考えだが、証拠の扱いを巡る野党との隔たりは埋まっていない。野党は並行して審議されている対案の受け入れを迫り、政府案修正の可能性を探る構えだ。 検察官抗告巡り賛否 再審見直しで参考人質疑―衆院法務委 政府案は先月26日に審議入りした。手続き長期化の「元凶」とされてきた再審開始決定に対する検察の不服申し立て(抗告)は、自民党内での激論の末、「十分な根拠がある場合」を除いて原則禁止されることになった。 ただ、政府案では、裁判所が検察に証拠提出命令を出すケースは「相当と認めるとき」と限定的。証拠の一覧を掲載したリストは裁判所のみに提示され、弁護士には示されない。証拠の目的外使用を罰則付きで禁じる規定もあり、再審請求者や弁護士を萎縮させかねないとの懸念も残る。 これに対し、野党は「このままでは冤罪(えんざい)被害者の救済が遠のく」と批判。中道改革連合、チームみらい、共産党は、再審見直しを主導してきた超党派議連の見解に沿って(1)検察抗告を全面禁止(2)証拠は原則開示(3)証拠リストも開示(4)目的外使用は可能―とする対案を提出した。 法務省はこれまでの審議で、検察が「十分な根拠」がないのに抗告に踏み切れば「裁判所で棄却され、刑事訴訟法上違法となる。国家賠償の問題も生じ得る」と答弁した。これを受け、超党派議連メンバーの与野党議員からは「検察抗告は一定程度の抑制が担保された」との声が出ている。 このため、週明けからの与野党折衝では、証拠開示の範囲、証拠リストの扱い、目的外使用の是非が焦点になる見通しだ。 政府は「自民の事前審査で修正を重ねており、これ以上の修正はあり得ない」(法務省関係者)との立場。衆院では与党が4分の3の議席を占めており、政府案の修正は見通せないのが実情だ。このため、野党内では衆院では付帯決議で政府にクギを刺すにとどめ、与党の過半数割れが続く参院で与党に修正を迫るべきだとの声も出ている。

福岡県直方市の元職員が2015年に自死したのは職場のストレスによるとして、妻が公務外災害の認定取り消しを求めた訴訟の控訴審で、福岡高裁は公務災害と認め、一審判決を支持しました。

法務省は21日、2009年の大阪パチンコ店放火殺人事件で死刑が確定した高見素直死刑囚の刑を大阪拘置所で執行した。死刑執行は1年2カ月ぶり。

東京都内のコンピューターシステム会社から内定を得ていたベトナム人が、誤った説明で内定取り消しに合意させられたとして提訴した裁判で、東京地裁は会社側に約60万円の支払いを命じた。就業規則にない「日本人の保証人」を要件として提示し、合意を誘導した点を不法行為と認定した。

法務省は21日午前、2009年の大阪市此花区パチンコ店放火殺人事件で死刑が確定した高見素直死刑囚の刑を大阪拘置所で執行した。死刑制度の存廃や再審制度見直しの議論がある中、1年2カ月ぶりの執行となった。

法務省は21日、2009年の大阪市此花区のパチンコ店放火殺人事件で死刑が確定していた高見素直死刑囚(58)の死刑を執行した。執行は1年2カ月ぶりで、確定死刑囚の収容人数は100人以上の状態が続いている。

プロを目指し福島県のゴルフ場で研修生として働いていた19歳男性が自殺したのはパワハラが原因として、両親が運営会社と当時の支配人らを相手取り約1億円の損害賠償を求めて福島地裁いわき支部に提訴した。