Newsgather
Backクマ出没で小中学校が臨時休校、児童の欠席や大学の休講も発生
クマ出没で小中学校が臨時休校、児童の欠席や大学の休講も発生
Developing
時事通信5/24/2026Education3 min readJapan

クマ出没で小中学校が臨時休校、児童の欠席や大学の休講も発生

Quick Look

クマの出没により、全国各地で小中学校の臨時休校、外遊びの中止、大学の休講などが相次いでいる。児童の安全確保と教育活動の両立に、教育委員会や学校関係者は頭を悩ませている。

AI-generated summary

Font size

クマの出没に伴い、小中学校が臨時休校になったり、休み時間中の外遊びが中止になったりする例が相次いでいる。クマを怖がった児童が欠席したケースもあり、各地の教育委員会などは教育活動の継続と安全確保の両立に頭を悩ませている。

東京・奥多摩の山中に下半身遺体 クマか、周辺に大型動物の足跡

広島市佐伯区では13、14日、住宅街などでの目撃を訴える110番が相次いだ。市教委などによると、事態を受け14日は市内で少なくとも11の小中高が臨時休校した。市教委の担当者は「市街地ではクマへの対応に慣れていないが、目撃情報があったから全て休校にするのも現実的でない。判断は難しく校長らは頭を悩ませている」と話す。

「まさかこんな町中に出るとは」。青森県庁近くの青森市立長島小の山下征子校長はこう振り返る。15日未明に近くで目撃情報があり、正面玄関の防犯カメラを確認すると門柱前を歩く体長約150センチのクマが映っていた。

長島小は同日、登下校を保護者による送迎にし、約1週間後の運動会に向けた練習も体育館で行った。週明け月曜日の18日も登下校に保護者が付き添ったが、怖がり欠席した児童もいた。山下校長は「教育活動がストップすれば児童もストレスになる。ただ制限はかけないといけない。ジレンマだ」と話す。

仙台市でも14、15日に目撃が相次ぎ、少なくとも小中6校が休み時間の外遊びや屋外での体育の授業を控えるなどした。登校に不安な児童らの自宅待機を認めた学校もあった。市教委の担当者は「いつ事故が起きてもおかしくない。子どもの安全確保が最優先だ」と力を込める。

福島県喜多方市でも15日朝、市内の小学校校庭をクマが横切るのが目撃された。クマは付近の林に居座ったため、この学校は急きょ登校中の児童を近隣の住宅や寺に避難させ、運動会の練習を含む屋外での活動を中止した。富山県滑川市では1日、目撃情報を受け小学校1校が臨時休校したほか、高校の屋外行事が1週間延期された。

影響は大学にも。盛岡駅から約2キロの岩手大上田キャンパス(盛岡市)では14日朝、体育館や学生寮近くでクマ1頭が目撃された。市は緊急銃猟の実施を決めたが、行方が分からなくなり中止に。大学は2時限目以降を休講とし、翌日はオンライン授業だけにした。大学の担当者は「学生の安全を最優先に対応するしかない」と話している。

Related Topics

This article was originally published by 時事通信.

Related Stories

全国学力テスト分析、理数系に女子の苦手意識 算数・数学の正答率差はなし
Education·8/4/2026

全国学力テスト分析、理数系に女子の苦手意識 算数・数学の正答率差はなし

全国学力テストの分析結果が公表され、国語は女子の正答率が高かった一方、算数・数学の正答率に大きな男女差はなかったものの、理数系を「好き」「得意」とする女子の割合は男子を下回り、苦手意識がうかがえた。文科省はアンコンシャス・バイアスの解消を目指す方針。

時事通信
1 min read
小学校体育の着替え場所、男女別なしの現状と専門家の指摘
Developing·7/23/2026

小学校体育の着替え場所、男女別なしの現状と専門家の指摘

朝日新聞の調査で、小学校の体育の授業で男女が同じ場所で着替える学校が約半数の自治体にあることが判明。小児科医の今西洋介氏は、子どものプライバシーへの配慮が不十分だと指摘し、6~7歳頃から異性に体を見られることに恥ずかしさを感じる子が増えるため、改善が必要だと提言。

朝日新聞
1 min read
More on this topicクマ