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33歳の男が、日本最大の口座ブローカーグループを率いた人物として名古屋拘置所で朝日新聞の取材に応じた。彼は特殊詐欺の受け子経験後、個人間融資掲示板をきっかけに口座ブローカーとなり、短期間で勢力を築いた経緯を語った。
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Why It Matters
33歳の男は、特殊詐欺の受け子として服役後、個人間融資掲示板をきっかけに口座ブローカーとなり、約1年半で日本最大のグループを築いた。
「捕まるまでの短距離走だと思っていた。どこまで稼げるか、やってやろう。一生分のぜいたくをしてやろう、と」
今年5月、名古屋拘置所。男は、アクリル板越しに、落ち着いた様子で記者に語った。何の説明もなければ、33歳の普通の若者にしか見えない。
だが、その実は「日本最大」の口座ブローカーグループを率いた人物だ。一介の「闇バイト」から、グループを立ち上げ、約1年半という短期間で最大勢力を築いたとされる。名古屋地裁で公判中の5月、朝日新聞の取材に応じた。どうやってのし上がったのか――。公判の内容なども踏まえ、経緯をたどる。
男は九州地方出身。20代の頃、特殊詐欺の受け子をしたとして逮捕され、服役した。仮釈放後、会社に就職したが1年ほどで退職。
その言葉が、「雨」の始まりだった
金策のために、個人間融資のネット掲示板に投稿すると、「口座を売らないか」と誘われた。10口座ほど売り、作れる口座がなくなった頃、「こちら側で仕事してみないか」と声がかかった。
SNSなどで口座の売り手を集める「リクルーター」から始まり、その後、口座を買い取り、特殊詐欺組織に売る「ブローカー」になった。最初は1人で活動したが、ある日、自分を誘った相手からこう言われた。
「捕まるまでの短距離走」を、男はどう続けたのか。そして、その先には何があったのか。記事の後半では、拘置所で男が語った苦悩も紹介します。
「仲間を増やしてピラミッド…
Open Questions
- 男は「捕まるまでの短距離走」をどう続けたのか?
- その先に何があったのか?
- 拘置所で語られた苦悩とは何か?







