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東京都立川市の昭和天皇記念館で、昭和天皇が使用した国産初の御料車「ニッサン・プリンス・ロイヤル」が報道陣に公開された。展示刷新に伴い屋外へ搬出され、11月の再公開まで宮内庁で保管される。
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閉館中の昭和天皇記念館で、昭和天皇が使用した国産初の御料車が報道陣に公開された。展示刷新に伴い屋外へ搬出され、11月の再公開まで宮内庁で保管される。
閉館中の昭和天皇記念館(東京都立川市)で15日、昭和天皇が乗っていた国産初の「御料車(ごりょうしゃ)」と呼ばれる専用車「ニッサン・プリンス・ロイヤル」が報道陣に公開された。展示の刷新に伴い、館内から屋外に人の手で40分かけて運び出した。11月の再公開まで宮内庁で保管する。
記念館によると、外国車だった御料車は、国産化を望む昭和天皇の意向もあり、宮内庁がプリンス自動車工業(1966年に日産自動車と合併)に発注した。67年以降、宮内庁に7台納められた。記念館にあった車両は「3号車」と呼ばれ、昭和天皇や香淳皇后、上皇ご夫妻が地方訪問などで2007年まで使われた。全長約6・1メートル、排気量6400㏄。重さは3トンを超える。
御料車は現在、トヨタ自動車の「センチュリーロイヤル」に切り替わっている。
記念館は05年に開館し、御料車をはじめ昭和天皇ゆかりの品々を置く。最近は自動ドアや説明用モニターなど機器の不具合が目立つようになった。昭和改元から100年にあたる今年、記念事業として大幅刷新に乗り出した。クラウドファンディングで1400万円近く集めたほか、企業からの寄付など計約2億円を改修費に充てる。
刷新後は展示に映像やアニメーションを取り入れる。梶田明宏館長は「昭和を知らない若い人も昭和天皇の人柄や時代を理解できる展示にしたい」と話した。【柿崎誠】






