Quick Look
オリックスの西川龍馬が、7回1点差の状況でプロ入り初の満塁本塁打を放ち、チームを3連敗から救った。西川は、楽天の投手中込陽翔から見せた4球目と5球目の直球の読み取りを語った。
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Why It Matters
オリックスは3連敗でリーグ4位に停滞していた。
オリックス5―2楽天●(28日・ほっともっと神戸) 事前に球種を予測して完璧に捉え、技術の高さを示した。オリックスの3番・西川龍馬が、形勢を逆転するプロ入り初の満塁本塁打を放った。 1点を追う七回、楽天の3番手・中込陽翔から先頭の代打・来田涼斗が内野安打で出塁し、犠打と敵失、四球で1死満塁に。ここで西川が打席に入った。 制球に苦しむ中込がボール球を三つ続けてからの4球目を、西川は見逃した。143キロの直球。球速は明らかに落ちていたが、押し出し四球を出したくない心理が透けて見えた。 「(次も)真っすぐやろ」 5球目は狙い通りの142キロ直球で、西川はバットの芯で捉えた。神戸の薄暮の空に上がった白球は、白地のユニホーム姿の観客で埋まる右翼席に吸い込まれた。 「あれ(4球目)を見られたのは大きかったと思います。同じ軌道で」。一つ前の直球で描いたイメージ通りの打撃だった。 自身の課題であるチャンスでの一打を放ち、3連敗でリーグ4位に停滞するチームを救った。 ヒーローインタビューで、西川は「僕のホームランよりきれいな花火が上がるので皆さん楽しんでください」と呼び掛けた。試合後の花火大会では、夜空に3000発が打ち上げられた。だが、1時間半前の一発も美しかった。【荻野公一】






