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鈴木農林水産相はパリ郊外のスーパーで日本産米のおにぎりを振る舞い、販路拡大に手応えを示した。欧州では炊飯器がない家庭も多く、販売戦略の必要性を課題に挙げた。また、肥料原料のリンを輸入するモロッコを訪問し、日本向け供給の確保について協議する。
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Why It Matters
鈴木農林水産相は、コメの輸出拡大を目指し、パリのスーパーで日本産米のおにぎりを振る舞うトップセールスを行った。また、肥料原料の安定供給確保のため、モロッコとの協議も予定している。
【パリ時事】鈴木憲和農林水産相は19日、フランス・パリ郊外クレスイイにある大型スーパーを訪れ、日本産米で作ったおにぎりを来店者に振る舞った。スーパーの日本食フェアに合わせたトップセールスで、鈴木氏は記者団に「(試食した)みんなにおいしいと言ってもらえ、(コメの販路が)大きく広がる可能性が本当に見えてきている」と手応えを語った。
鈴木氏は今年1月、コメの輸出拡大に向けパリで日本食材店などを視察。今回はスーパーと日本貿易振興機構(JETRO)の協力による日本産米の試食会にこぎつけた。ただ、欧州の一般家庭に炊飯器はなく、消費を喚起する提案を含めた「販売戦略を立てなければならない」と課題を挙げた。
17日に閉幕した先進7カ国首脳会議(G7サミット)では、中東情勢の悪化を背景とした肥料の価格高騰、供給混乱への対応を訴える首脳声明が採択された。鈴木氏は日本が肥料原料のリンを輸入しているモロッコを20日に訪問。「どんな状況でも日本向け(供給)をしっかり確保していく」ため、同国政府関係者らと話し合いを行うと述べた。
Open Questions
- 欧州での米消費拡大の具体的な戦略は?
- モロッコとの肥料交渉の結果は?






