FIFA会長のW杯プライベートジェット利用に批判、環境負荷増大で
インファンティノ会長、多忙な移動でCO2排出量増大、カーボンニュートラル目標との矛盾指摘
Quick Look
FIFAのインファンティノ会長がワールドカップ期間中、公式スポンサー提供のプライベートジェットで多忙に移動し、環境負荷の大きさが批判されている。1時間の搭乗で一般人の1年分のCO2を排出するとの試算もあり、FIFAのカーボンニュートラル目標との矛盾が指摘されている。
AI-generated summary
Why It Matters
FIFA会長がW杯期間中にプライベートジェットを多用し、移動による環境負荷の増大が批判されている。FIFAはカーボンニュートラル達成を掲げているが、会長の行動はそれに矛盾すると指摘されている。
国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長が、ワールドカップ(W杯)開幕後、多忙な日々を送っている。会場を回ってできるだけ多くの試合を観戦しようとしているからだが、大会の環境負荷の大きさに批判の声も上がっている。
会長は公式スポンサーのカタール航空から提供されたプライベートジェットで移動。1日に2試合観戦することもある。11日にはメキシコ市で開幕戦のメキシコ―南アフリカを観戦し、すぐに韓国―チェコが行われたグアダラハラへ飛んだ。翌日にはロサンゼルスでの米国戦に赴き、さらに翌日にはサンフランシスコとバンクーバーを転戦した。AFP通信によると、最初の7日間で、10度スタンドに姿を現した。
プライベートジェットの利用は今回が初めてではないが、北中米3カ国開催で、最多の48チーム参加と、史上最大規模に拡大された今大会は移動距離が大幅に増大。二酸化炭素の排出量の評価を専門とするフランスの企業によると、「わずか1時間搭乗するだけで、平均的な人間が丸1年で排出する量とほぼ同等の二酸化炭素を排出する」との試算もある。FIFAはカーボンニュートラル達成などを掲げているが、会長の行動に対し、矛盾を指摘する声もある。
FIFAは、費用対効果の観点で、民間機ではなくプライベートジェットを選択し、組織が費用を負担していると擁護している。会長は各国の要人らの対応も行っており、記念すべきW杯通算1000試合目となった日本―チュニジアは、メキシコのモンテレイで日本サッカー協会の名誉総裁も務める高円宮妃久子さまと試合を観戦した。巨大組織のトップとしての役割もあり、難しい立場に置かれている。(マイアミ時事)
Open Questions
- FIFAは今後、会長の移動手段についてどのような対応を取るのか?
- 環境負荷に関する批判に対し、FIFAはどのような公式見解を発表するのか?






