Newsgather
BackSansan's Event Business Achieves 50% Annual Growth by Shifting Focus from Quantity to Quality
Sansan's Event Business Achieves 50% Annual Growth by Shifting Focus from Quantity to Quality
Developing
ITmedia6/23/2026Business5 min readJapan

Sansan's Event Business Achieves 50% Annual Growth by Shifting Focus from Quantity to Quality

Quick Look

  • Sansan's event business, centered around 'Climbers,' is experiencing rapid 50% annual growth.
  • The success stems from a strategic shift from mass lead generation to focusing on the quality of business connections and facilitating actual business discussions, leveraging Sansan's data algorithms.

AI-generated summary

Why It Matters

Sansan's Eight business division operates the 'Climbers' event, which focuses on connecting business leaders. This event business has achieved a 50% annual growth rate.

Font size

経営者など各界のトップランナーが人生のドラマを語るビジネスイベント「Climbers」。主催するのは、利用者400万人を超える個人向け名刺アプリ「Eight」を擁するSansanのEight事業部だ。

Climbersを「あらゆるビジネスパーソンを呼び込むエントリーモデル」と位置付け、高確度な商談へとつなげる仕組みを構築した結果、イベント事業の売上高は毎年50%成長という急拡大を続けている。率いるのはSansan執行役員/Eight事業部Event Business部の石本卓也部長だ。

なぜ名刺アプリの会社が手掛けるイベント事業が、これほどの成長を遂げているのか。その強さの理由は、単なる有名人のキャスティング力にあるのではない。

かつて他社で12万人を集客する大規模展示会をプロデュースしていた石本部長は「大量集客の虚しさ」を感じていた――すなわち、従来の展示会興行が陥りがちだった「量だけに偏ったリード獲得」から、方針を転換したことに成功の秘密があるのだ。Sansan独自のデータアルゴリズムによって「商談の完遂」(質)に注力したBtoBマーケティング戦略とは、どのようなものなのか。

電話やメールによる新規アプローチの成功率が減ってしまったアフターコロナの市場環境において、なぜ同社は、実利につながるニッチな商談を成立させられるのか。イベント興行を有効な営業・マーケティング手段に変えたイベントDXの仕組みを、石本部長と同部でClimbersのディレクターを務める郡司弘明氏に聞いた。

量から質への転換 12万人を集めて気付いた「大量集客の虚しさ」

Eightを運営しているのは2007年創業のSansanだ。2025年5月期(通期決算)におけるEight事業の売上高は50億5100万円で、うちBtoB事業が46億4900万円と約92%を占めている。このBtoBビジネス売り上げの約4割を占めるのがClimbersを中心とするイベント事業だ(利用者400万人超 個人向け名刺管理アプリ「Eight」、名刺交換のDXを起こせるか)。

2026年で9回目を迎えるClimbersの登壇者には、財務大臣の片山さつき氏、WORLD BASEBALL CLASSIC 2026で日本代表の監督を務めた井端弘和氏など、ビジネスセミナーの枠を超えた多彩な顔ぶれが並ぶ。

石本部長は、国際産業見本市やセミナーの主催・企画・運営を手掛けるリードエグジビションジャパン(現RX Japan)に、新卒で就職。年間で最大60本ものイベントをプロデュースしてきたという。特に2019年に運営したイベントでは、来場者12万人、出展社2000社を集め成功を収めた。普通に考えれば、大きな達成感を得られそうだ。だがイベント後に、心境に変化が生じたのだった。

「ビッグイベントでしたが、急に虚しさがこみ上げてきました。なぜなら来場者と出展者に対して『出会いが持つポテンシャル』を最大化できていないのではないか? という問いが立ったからです」(石本部長)

出会いの数を生み出せたとしても、本当にそれが商談につながっているのだろうか――。大規模興行に限界を感じていた石本部長が、次のステップとして選択したのがSansanへの参画だった。

リアルでの展示会という手法にITを掛け合わせれば、出会いの質と商談化の効率を引き上げられると確信したからだ。「約20年間、展示会ビジネスの最前線でプロデュースを担ってきた人間として、ITの力によって展示会産業そのものをアップデートし、新たな顧客体験(CX)を作り直そうと考えたのです」(石本部長)

「来場しない95%の潜在層」を狙う 2層構造の集客戦略

What to Watch

AI outlook — possibilities, not facts

  • The event business will continue its 50% annual growth trajectory.

    Likely · Medium term

Open Questions

  • How will "Climbers" adapt to future market changes?
  • What are the specific data algorithms used by Sansan?

Related Topics

This article was originally published by ITmedia.

Related Stories

未公表情報悪用、インサイダー取引の疑い株取引後を絶たず
Developing·22m ago

未公表情報悪用、インサイダー取引の疑い株取引後を絶たず

企業の未公表情報を悪用したインサイダー取引の疑いがある株取引が後を絶たない。日経平均株価が史上初の7万円台を突破し、個人株主の取引も活発化する中、証券取引等監視委員会は市場の公平性維持のため監視を強化している。インサイダー取引は金融商品取引法で禁止されており、違反者には刑事罰も科される。

朝日新聞
日野自動車工場跡地のデータセンター計画、三井不動産が規模縮小案を提示
Developing·3h ago

日野自動車工場跡地のデータセンター計画、三井不動産が規模縮小案を提示

三井不動産は、東京都日野市の旧日野自動車工場跡地に建設予定のデータセンターについて、建物の高さと延べ床面積を縮小する計画を市環境審議会に示した。排熱影響は解析中とし、再生可能エネルギー利用や電力需要についても説明があった。委員からはさらなる情報開示を求める意見が出された。

朝日新聞
More on this topicSansan