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サッカーW杯、ノルウェーの快進撃と育成改革の光と影
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朝日新聞2h agoSports3 min readJapan

サッカーW杯、ノルウェーの快進撃と育成改革の光と影

Quick Look

サッカーW杯で初の8強入りを果たしたノルウェー。エースFWハーランドの疲労が露呈し敗退したが、育成改革による攻撃力向上の一方で守備力低下という新たな課題が浮上した。選手たちは「夢のような時間だった」と語り、国の誇りとなった大会を終えた。

AI-generated summary

Why It Matters

ノルウェーはサッカーW杯で初の8強入りを果たしたが、準々決勝で敗退。エースFWハーランドの疲労が露呈し、攻撃力向上の一方で守備力低下という育成改革の課題が浮き彫りになった。

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(サッカーワールドカップ〈W杯〉北中米大会 準々決勝 イングランド2―1ノルウェー)

延長戦が始まる前、ノルウェーの円陣にFWハーランドの姿がなかった。90分で1―1のまま決着がつかずベンチへ戻ると、座ったままトレーナーに足をほぐされていた。

「完全に疲れ切っていた。もう10分早く交代させるべきだった」

試合後、ソルバッケン監督はそう明かした。

延長に入ってもハーランドは腰に手を当て、歩く場面が目立った。延長前半3分に逆転を許し、後半開始からベンチへ。エースを欠いたノルウェーに、反撃する力は残っていなかった。

28年ぶりの出場ながら今大会最大のダークホースとなり、決勝トーナメント2回戦ではブラジルを破って初の8強入りを果たした。その快進撃の一方で、最後まで課題として残ったのが守備だ。6試合で無失点は一度もなかった。

1990年代、ノルウェーは世界ランキング2位になったことがある。当時は「体が強く、守備のできる選手がたくさんいた」と、ノルウェーサッカー協会で育成を統括するホーコン・グロットランドさんは振り返る。当時はロングボールを軸とした縦に速いサッカーが持ち味だった。

しかし、創造性のある選手が育たず低迷。「退屈なサッカーだ」と批判を浴び、育成方針を転換した。

「フィジカル重視から、バルセロナ(スペイン)のようなパスサッカーができる技術を取り入れてきた」

その成果が、攻撃面でチームを引っ張ったハーランドや主将のMFエデゴールといった選手たちだ。一方で、グロットランドさんは「昔とは逆に、守備的な選手が手薄になった」とも大会前に明かしていた。育成改革が実を結んだからこそ、新たな課題も浮かび上がった。

それでも、選手たちに後悔はない。エデゴールは「夢のような時間だった。W杯はすごい場所だと思っていたが、その想像をはるかに超えていた」。

5試合で7得点のハーランドも「人生で最高の体験だった。ノルウェーという国を世界に示すことができた」と胸を張った。

勝利した試合後に選手とサポーターが一緒に太鼓の音に合わせて舟をこぐポーズ「バイキング・ロー」は大会を象徴する光景となった。国の誇りと一体感にあふれたW杯だった。

Open Questions

  • ハーランドの疲労の原因は?
  • 今後のノルウェー代表の育成方針は?

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This article was originally published by 朝日新聞.

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