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水俣病患者団体は、石原環境相が福祉サービス利用に関する協力姿勢を一転させた問題で、環境省が石原氏の「皆さんを傷つけるような形になってしまった」との言葉を伝えたことを受け入れた。環境省はサービス利用の課題解決に協力する意向を示した。
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水俣病患者団体は、石原環境相が福祉サービス利用に関する協力姿勢を一転させた問題で、環境省が石原氏の言葉を伝えたことを受け入れた。環境省はサービス利用の課題解決に協力する意向を示した。
水俣病患者から上がった福祉サービス利用の要望に対し、石原宏高環境相が協力姿勢を一転させた問題で、環境省は26日、「皆さんを傷つけるような形になってしまった」などとする石原氏の言葉を患者側に伝えた。明確な謝罪ではなかったが、同省側がサービス利用の課題解決に向け「汗をかく」との意向を伝えたため、患者側は石原氏の言葉を受け入れた。
協力姿勢一転させ…
石原氏は水俣病の公式確認70年に合わせ4月30日~5月1日に熊本県水俣市を訪問。30日に胎児性患者の金子雄二さん(70)らと面会した。金子さんは、自己負担なしで利用できる障害者福祉制度の訪問入浴サービスの利用を申請したが、65歳以上であることを理由に水俣市に拒まれている。
サービス利用の要望を受けた石原氏は水俣市長に伝えると応じたが、翌1日の記者会見では「(本人が)目の前でいらっしゃったのでそういう発言をした」「現実はなかなか難しい」と姿勢を後退させた。
「これ以上裏切らないでほしい」
26日は環境省の有賀玲子特殊疾病対策室長らが金子さんが暮らす水俣市のケアホームを訪れ、石原氏の言葉を読み上げた。寝たきり状態の金子さんはうなずくなどの反応をしたという。有賀氏はサービス利用の課題解決についての判断権限は自治体にあるとしつつ、同省として「汗をかいていく」と協力する意向を示した。
金子さんが所属する患者団体は石原氏に謝罪を求めていた。石原氏の対応に不満の声も出たが、「事態を前に進めるため」と発言を受け入れた。加藤タケ子事務局長(75)は「(サービス利用の実現へ)いい方向に動いていると思いたい。これ以上裏切らないでほしい」と訴えた。【中村敦茂】
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