トヨタ、ドイツ流開発手法を取り入れた最新鋭の研究開発拠点「下山テクニカルセンター」を本格稼働
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トヨタは愛知県に最新鋭の研究開発拠点「トヨタテクニカルセンター下山」を本格稼働させた。ドイツのニュルブルクリンクを参考に、テストコースと開発施設を一体化させ、開発スピード向上と改良サイクル短縮を目指す。
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トヨタは世界中に研究開発施設や生産工場を備えているが、研究開発の中心は日本にある拠点だ。愛知県の「トヨタテクニカルセンター下山」は最新かつ最重要の開発拠点として本格運用を開始した。
トヨタは世界中に研究開発施設や生産工場を備えているが、研究開発の中心は当然ながら日本にある拠点だ。
その中でも最新にして最重要な開発拠点といえるのが、愛知県にある「Toyota Technical Center Shimoyama(トヨタテクニカルセンター下山)」だ。2019年に一部のテストコースの運用を開始し、2024年4月には車両開発棟と来客棟が完成。本格的な運用が始まった。
これは、ドイツのニュルブルクリンク北コースを参考にしたマウンテンコースや高速評価路などのテストコースと、そこで得たデータや感触をもとに試作車や量産車に改良を加える開発施設が一体となっているのが特徴で、ドイツ流の開発方法を取り入れている。
ニュルブルクリンクは、戦前のドイツでクルマのテストコースとして建設され、ドイツの自動車メーカーの車両開発に貢献しただけでなく、1970年代まではF1グランプリ(GP)など世界選手権レースも開催されていた(現在はGPコースも併設)ほど、ドイツの自動車業界と深く関わるサーキットだ。
1990年代からは日本や米国の自動車メーカーも開発中の車両を持ち込み、徹底的に走り込んでシャーシ性能の向上を図るようになった。ニュルブルクリンクでは、走行後に整備や改善を行うためのファクトリーを近隣に備えるメーカーが多かったが、トヨタテクニカルセンター下山はテストコースと車両開発棟を一体化させることで、開発スピードを高め、改良サイクルを短縮することを目指したのである。






