政府主催の全国戦没者追悼式、日本武道館で開催 天皇陛下「苦難を語り継ぎ平和希求」
終戦81年の15日、政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館で開かれ、天皇陛下はおことばで「戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぎ」と述べられた。
Auf einen Blick
終戦81年の15日、日本武道館で政府主催の全国戦没者追悼式が開催された。天皇陛下はおことばで「戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぎ」と述べ、戦争の惨禍が繰り返されないことを切に願われた。
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Warum es wichtig ist
終戦記念日の8月15日に日本武道館で政府主催の全国戦没者追悼式が毎年行われている。
終戦から81年となる15日、政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館(東京都千代田区)で開かれ、天皇、皇后両陛下が出席した。陛下はおことばで、戦後80年の昨年に初めて盛り込んだ「語り継ぎ」という表現を再び使い、戦争の惨禍が繰り返されないことを切に願った。
両陛下は追悼式で戦没者の標柱の前に進み、会場の参列者と共に黙禱(もくとう)した。その後、天皇陛下はおことばで、「戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぎ」と語り、皆で心を合わせ、「将来にわたって平和と人々の幸せを希求し続けていくことを心から願います」と述べた。
また、父・上皇さまが戦後70年の2015年から使い続けた「深い反省」という表現も引き続き踏襲し、「再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い」と述べ、戦没者に心から哀悼の意を表した。
陛下と皇后さまはかねて、戦中・戦後の人々が味わった悲惨な体験や苦労を後の世代に伝えていくことが大切だと考え、昨年は長女愛子さまを沖縄や長崎などへの訪問に同行させた。
今年4月に行われた昭和100年記念式典出席後にも、「平和を今後とも永続的に守っていくため、過去の歴史から謙虚に学び、深い反省とともに、平和を守る努力を続けることが大切」とのお気持ちを公表した。
両陛下に長く仕えた元宮内庁幹部は「戦後生まれの両陛下が平和を願い、発信を続けていることは極めて意義があることではないか」と語る。
天皇陛下のおことば(全文)
天皇陛下が15日、日本武道館で行われた全国戦没者追悼式で述べたおことばの全文は以下の通り。
◇
本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦においてかけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。
終戦以来81年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぎ、私たち皆で心を合わせ、将来にわたって平和と人々の幸せを希求し続けていくことを心から願います。
ここに、戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から哀悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。
Offene Fragen
- 来年以降の式典における表現の継承はどうなるか







