
自民党、食料品消費税減税を事実上了承 高市首相の方針
自民党は税制調査会と社会保障制度調査会の合同会議で、高市早苗首相が表明した食料品の消費税率を来年4月から2年間限定で1%に引き下げる方針を事実上了承した。所得連動給付で残る1%分を実質ゼロ化する計画で、党内では賛成論が多数を占めたものの、将来的な引き上げへの懸念も示された。

自民党は税制調査会と社会保障制度調査会の合同会議で、高市早苗首相が表明した食料品の消費税率を来年4月から2年間限定で1%に引き下げる方針を事実上了承した。所得連動給付で残る1%分を実質ゼロ化する計画で、党内では賛成論が多数を占めたものの、将来的な引き上げへの懸念も示された。

高市早苗首相が食料品の消費税率を2年間限定で1%に引き下げる方針を示したことに対し、自民党内から2028年夏の参院選への影響を懸念する声が上がっている。減税期間終了後の税率再引き上げが参院選の争点となる可能性が指摘されており、過去の消費税率引き上げが与党の「鬼門」となってきた歴史が背景にある。

高市早苗首相が食料品の消費税率を2年間限定で1%に引き下げる方針を示し、自民党内では2028年夏の参院選への影響を懸念する声が上がっている。2年後に税率を8%に戻す時期が参院選の翌年となるため、「税率8%復活」が争点化するとの見方からだ。

野党は、超党派の社会保障国民会議の中間取りまとめを受け、高市早苗首相の食料品消費税率1%への引き下げ方針を批判。物価高対策の有効性や財源の不明さを指摘。国民民主党の玉木雄一郎代表は「外食離れ」の可能性を懸念し、早期給付実施を主張。

与野党が議論する食料品消費税率引き下げ案について、エイチ・ツー・オー リテイリングの荒木社長は2年間の期間を短すぎると指摘。物価高と競争激化の中、同社は傘下の関西フードマーケットで価格志向と価値志向の店舗二極化を進め、2025年から「デイリーマート」と「マルシェ」への転換を計画している。

帝国データバンクによると、2026年上半期の飲食料品卸売業者の倒産は133件に達し、前年同期比5.6%増となった。年間では3年連続で250件超えの可能性があり、コロナ禍前の水準まで増加している。価格転嫁が進まない中、小規模業者を中心に倒産件数は高水準で推移する見込みだ。

来年4月から2年間、食料品の消費税率を1%に引き下げる案について、高市首相は国会で「2年後に元に戻す」と明言。給付付き税額控除導入までの「つなぎ」とし、経済情勢に関わらず戻す方針。レジシステム改修の必要性にも言及した。

高市早苗首相は、食料品の消費税を2年間1%に引き下げた後、元の軽減税率8%に戻すと明言した。経済状況に関わらず2年後に戻す方針を示し、有事の際の消費税率機動変更の必要性も指摘した。

政府・与党内で2年間の食料品消費税減税について税率1%案が有力となったことに対し、野党各党から批判の声が上がっている。中道改革連合は「ぶれた」、公明党は「場当たり的」と政府の姿勢を問題視している。

日本政府は、飲食料品を対象に2年間限定で消費税率を1%に引き下げる案を検討しています。レジシステムの改修期間を考慮し、税率ゼロではなく1%とする方向で調整が進められています。高市早苗首相が6月中に最終判断し、法案提出を目指します。

日本政府は、飲食料品を対象とした2年限定の消費減税について、税率を1%に引き下げる方向で調整に入った。来年4月の実施を目指し、超党派の議論が本格化している。自民党は衆院選で「ゼロ」を公約に掲げたが、システム改修期間を考慮し1%案が浮上。実質ゼロ案も議論されている。

食料品消費税減税を巡り、政府は税率1%引き下げの場合、レジシステム改修に最大半年かかるとの見通しを示した。政府・与党は来年の実現を目指し、改修期間を考慮した制度設計を進める。

チームみらいは、食料品消費税減税と所得連動型給付の恩恵額を比較できるシミュレーターを公開。同額の財源で中低所得層に恩恵が届きやすい設計だと主張。